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J-GLOBAL ID:201102211408071969   整理番号:11A0288846

フェロキラターゼにおける阻害性金属イオン結合部位の同定および性質決定

Identification and Characerization of an Inhibitory Metal Ion-binding Site in Ferrochelatase
著者 (2件):
資料名:
巻: 285  号: 53  ページ: 41836-41842  発行年: 2010年12月31日 
JST資料番号: E0038A  ISSN: 0021-9258  CODEN: JBCHA3  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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フェロキラターゼは基質の金属イオンが高濃度のときにこの金属イオンで阻害されるが,活性部位のHis287をLeuに変異させると同阻害がほぼ完全に消失し,また近傍のPhe283をLeuに変異させた場合でも阻害の程度が大きく減少する。これらの基質阻害の消失はニッケルイオンに対する見かけの最大反応速度に影響しなかったが,見かけのMichaelis定数を100倍に増加したので,阻害性結合部位の完全性が低金属濃度での酵素の速い基質回転に重要であることが示された。阻害部位のpKaは8.0であり,F283L変異すると7.5,自然変異H287Cで7.4になった。H287N変異体は基質阻害を受けたが,H287C変異と異なり基質阻害のpH依存性がほとんど消失した。以上の結果は阻害性金属イオン結合部位が複数の残基で形成されており,特にHis287とPhe283を重要とし,低金属濃度の場合に至適活性に寄与することを示す。
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分類 (1件):
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酵素一般 

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