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J-GLOBAL ID：201102211445184650   整理番号：11A1447743

石炭とコークスの明るい未来を語る 次世代石炭ガス化発電技術

著者 (1件)： 堤敦司 (東大 生産技研 エネルギー工学連携研究セ)
資料名： 化学工学  (Chemical Engineering of Japan)
巻： 75  号： 9  ページ： 578-581  発行年： 2011年09月05日 
JST資料番号： F0099A  ISSN： 0375-9253  CODEN： KKGKA4  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 石炭は最も埋蔵量が多くかつ広く賦存する化石燃料であり,ボイラー用,発電用燃料として広く用いられており,中国,アメリカでは,発電部門において石炭火力が主力と成っている。また,脱原発を考えた場合,電力の安定供給における石炭火力の役割に期待せざるを得ない,石炭火力に伴う環境汚染物質の排出の問題も,近年,我が国を始めとするクリーンコール・テクノロジーの進展で,かなりのレベルまで低減できるようになってきている。本稿では,次世代石炭ガス化発電技術として,エクセルギー再生型IGCC/IGFCを取り上げ,エクセルギー再生による高効率化の原理を説明するとともに,究極の発電効率が期待できるS-IGFCについて,その概念を紹介した。エネルギー変換の本質,エネルギー変換としての石炭ガス化,IGCC/IGFCの要素技術とインテグレーション,さらなる高効率化を目指して:S-IGFCなどについて述べた。

シソーラス用語： *石炭 ,  *コークス ,  *IGCC ,  有効エネルギー ,  再生 ,  複合サイクル発電 ,  効率化 ,  エネルギー変換効率 ,  エネルギー変換 ,  石炭ガス化 ,  技術 ,  積分
準シソーラス用語： IGFC ,  インテグレーション ,  エクセルギー ,  高効率化 ,  次世代 ,  *石炭ガス化複合発電 ,  発電効率 ,  要素技術

分類 (2件)： 火力発電  (NB03040D) ,  ガス化,ガス化プラント  (YE02040Q)

引用文献 (7件)：

• 堤敦司. CCT Journal. 2004, 11, 17-22
• 堤敦司. 化学工学. 2006, 70, 9, 476-480
• GUAN, G. Particuology. 2010, 8, 602-606
• KUCHONTHARA, P. J. Power Sources. 2003, 117, 7-13
• KUCHONTHARA, P. J. Power Sources. 2003, 124, 65-75

タイトルに関連する用語 (5件)： 石炭 ,  コークス ,  未来 ,  次世代 ,  石炭ガス化発電