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J-GLOBAL ID：201102211539492846   整理番号：11A1898569

形状制御されたTiO₂アナターゼナノ結晶における光生成欠陥:光触媒プロセスにおける結晶ファセットの役割を評価するためのプローブ

Photogenerated Defects in Shape-Controlled TiO₂ Anatase Nanocrystals: A Probe To Evaluate the Role of Crystal Facets in Photocatalytic Processes

著者 (8件)： D’ARIENZO Massimiliano (Univ. Milano-Bicocca, Milano, ITA) ,  CARBAJO Jaime (CSIC, Madrid, ESP) ,  BAHAMONDE Ana (CSIC, Madrid, ESP) ,  CRIPPA Maurizio (Univ. Milano-Bicocca, Milano, ITA) ,  POLIZZI Stefano (Univ. Ca’ Foscari of Venezia, Venezia-Mestre, ITA) ,  SCOTTI Roberto (Univ. Milano-Bicocca, Milano, ITA) ,  WAHBA Laura (Univ. Milano-Bicocca, Milano, ITA) ,  MORAZZONI Franca (Univ. Milano-Bicocca, Milano, ITA)
資料名： Journal of the American Chemical Society  (Journal of the American Chemical Society)
巻： 133  号： 44  ページ： 17652-17661  発行年： 2011年11月09日 
JST資料番号： C0254A  ISSN： 0002-7863  CODEN： JACSAT  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 光触媒プロセスにおけるTiO₂の結晶面の役割を明らかにするために,光生成欠陥の性質と特に形状制御されたアナターゼの暴露された結晶面に対するその依存性を包括的に調査した。触媒のUV照射によって形成された電荷捕獲中心を電子スピン共鳴により検出し,それらの豊富さと反応性は暴露結晶面とナノ結晶の光効率に関連していた。真空条件では,捕獲正孔の濃度(O^-中心)は,増加する{001}面の面積と光活性とともに増加し,一方Ti³⁺中心の量は{101}面の特定の表面積とともに増加した。これらの結果は,{001}面が光酸化において重要な役割を持つ酸化部位として本質的なものとして考えられ,一方{101}面が直接酸化プロセスを支援しない還元サイトを提供することを示唆する。

シソーラス用語： *アナターゼ ,  *ナノ結晶 ,  *形状制御 ,  *格子欠陥 ,  *光触媒 ,  *光照射 ,  ESR【磁気共鳴】 ,  結晶面 ,  高分解能電子顕微鏡 ,  透過型電子顕微鏡 ,  熱重量分析 ,  吸着平衡 ,  常磁性 ,  *ファセット ,  酸化チタン
準シソーラス用語： HRTEM

分類 (3件)： 塩基,金属酸化物  (CD01030Z) ,  その他の触媒  (CB06123Z) ,  光化学反応  (CB08020F)

タイトルに関連する用語 (13件)： 形状制御 ,  TiO2 ,  アナターゼ ,  ナノ結晶 ,  光生成 ,  欠陥 ,  光触媒 ,  プロセス ,  結晶 ,  ファセット ,  役割 ,  評価 ,  プローブ