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J-GLOBAL ID：201102211644390315   整理番号：11A1275084

グリセリンの脱水反応機構に関する密度汎関数理論による研究

Density Functional Theory Study on the Dehydration Mechanism of Glycerine

著者 (4件)： Huang Jinbao (Coll. of Power Engineering, Chongqing Univ., Chongqing) ,  Liu Chao (Coll. of Power Engineering, Chongqing Univ., Chongqing) ,  Wei Shunan (Coll. of Chemistry and Chemical Engineering, Chongqing Univ., Chongqing) ,  Huang Xiaolu (Coll. of Power Engineering, Chongqing Univ., Chongqing)
資料名： Huaxue Xuebao  (Huaxue Xuebao)
巻： 68  号： 11  ページ： 1043-1049  発行年： 2010年 
JST資料番号： H0391B  ISSN： 0567-7351  CODEN： HHHPA4  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 中国 (CHN)  言語： 中国語 (ZH)

抄録/ポイント： セルロースの初期熱分解における脱水反応機構を理解するために,Gaussian03パッケージのUB3LYP/6-31++G(d,p)法を用いて,モデルとしてのグリセリンの脱水反応機構を検討した。脱水反応の6種類の経路を設計し,反応物の平衡幾何構造,遷移状態及び生成物を最適化した。そして,各種温度範囲での全反応経路の標準熱力学的及び反応速度的パラメータを計算した。計算した結果,中間体IM_a及びIM_bの形成反応を除いたあらゆる反応が吸熱プロセスであり,反応温度が400Kを越えた時にグリセリンの脱水素反応が起こり得た。1,2-脱水反応に比べて,1,3-脱水反応の活性化エネルギーは約233.75kJ/molであるので,この反応の方が起こり易かった。金属イオンLiの添加はグリセリンの脱水反応にとって好ましいと思われる。金属イオンのLiを添加すると,グリセリンの1,2-脱水反応の活性化エネルギーは約201.95kJ/molとなり,1,3-脱水反応のそれは約202.14kJ/molであった。Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST

シソーラス用語： *脱水反応 ,  反応機構 ,  密度汎関数法 ,  セルロース ,  熱分解 ,  活性化エネルギー ,  金属イオン ,  構造 ,  遷移状態 ,  生成物 ,  脂肪族アルコール ,  ポリオール
準シソーラス用語： 密度汎関数理論 ,  幾何構造

分類 (1件)： 付加反応,脱離反応  (CF02030M)

物質索引 (1件)： グリセリン

タイトルに関連する用語 (4件)： グリセリン ,  脱水反応 ,  密度汎関数理論 ,  研究