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J-GLOBAL ID：201102211659763193   整理番号：11A1732550

半導体/錯体ハイブリッド光触媒を用いたH₂O酸化と結びつけたギ酸への選択的なCO₂変換

Selective CO₂ Conversion to Formate Conjugated with H₂O Oxidation Utilizing Semiconductor/Complex Hybrid Photocatalysts

著者 (7件)： SATO Shunsuke (Toyota Central Res. and Dev. Lab., Inc., Aichi, JPN) ,  ARAI Takeo (Toyota Central Res. and Dev. Lab., Inc., Aichi, JPN) ,  MORIKAWA Takeshi (Toyota Central Res. and Dev. Lab., Inc., Aichi, JPN) ,  UEMURA Keiko (Toyota Central Res. and Dev. Lab., Inc., Aichi, JPN) ,  SUZUKI Tomiko M. (Toyota Central Res. and Dev. Lab., Inc., Aichi, JPN) ,  TANAKA Hiromitsu (Toyota Central Res. and Dev. Lab., Inc., Aichi, JPN) ,  KAJINO Tsutomu (Toyota Central Res. and Dev. Lab., Inc., Aichi, JPN)
資料名： Journal of the American Chemical Society  (Journal of the American Chemical Society)
巻： 133  号： 39  ページ： 15240-15243  発行年： 2011年10月05日 
JST資料番号： C0254A  ISSN： 0002-7863  CODEN： JACSAT  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 半導体(SC)から金属錯体電気触媒(MCE)への電子移動(ET)を改良する目的で,固定配位子を含むRu錯体をMCEに導入した。結果として,SC/[MCE]上のCO₂の二電子還元の速度は固定配位子をもつMCEの効率的な官能基化により大きく改良される。高度に活性なハイブリッドSC/[MCE]光触媒が得られ,このSC/[MCE]をH₂O酸化ができるSCと結びつけることにより外部電気バイアスがないシミュレートした太陽光下において水性媒質中でCO₂をHCOO^-に還元するZ-スキーム系のCO₂の光リサイクリングを達成した。同位体トレーサー実験によりHCOO^-の炭素,プロトンおよび電子の源はCO₂とH₂Oであることを確認した。HCOO^-生成の選択率は>70%で,太陽エネルギーの化学エネルギーへの変換効率は0.03~0.04%である。

シソーラス用語： *光触媒反応 ,  水分子 ,  接触酸化 ,  化合物半導体 ,  酸化タンタル ,  リン化ガリウム ,  リン化インジウム ,  ルテニウム錯体 ,  *複合材料 ,  脂肪族カルボン酸 ,  *二酸化炭素 ,  反応生成物 ,  選択性 ,  エネルギー変換 ,  光触媒 ,  *接触還元 ,  リサイクル
準シソーラス用語： 化学エネルギー変換 ,  光リサイクル ,  太陽エネルギー変換

分類 (2件)： 光化学反応  (CB08020F) ,  分子化合物  (CE02000C)

物質索引 (1件)： ギ酸

タイトルに関連する用語 (6件)： 錯体 ,  光触媒 ,  H2O ,  酸化 ,  ギ酸 ,  CO2