抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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ベントナイトの安定性は放射性廃棄物施設における汚染遮断物に関連して特に重要である。しかしながら,高圧状態下のモンモリロナイト(ベントナイトの主要成分)の安定性についてはほとんど知られていない。この研究の目的は,主要成分がジオクタヘドラルカルシウムモンモリロナイトであるベントナイト試料を使って高圧条件におけるモンモリロナイトの安定性を研究することである。モンモリロナイトをFTIR,XRD,XRF,SA,TGA及びDTAによって特性化した。室温における7.7GPaまでの高圧実験をトロイダル室(TC)を使って行なった。試料を高圧処理の後にXRDによって特性化した。in situ FTIR分析をダイヤモンドアンビル内で8GPa及び13GPaで実施した。ダイヤモンドアンビル内のin situ FTIR測定はモンモリロナイトはSi-O結合の可逆変形にかかわらず安定であり,13GPaまで水を消失しなかった。TC内で室温で8GPaにて処理した試料のXRD分析は(001)反射において顕著な改変を示さずそしてモンモリロナイトのbパラメータ反射は高圧によって引き起こされた。得た結果はモンモリロナイトは高圧条件でも安定のままであることを指摘する。Copyright 2011 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.