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J-GLOBAL ID:201102212028379789   整理番号:11A0128843

橋梁用亜鉛めっき鋼線の腐食粗度計測および人工ピット付き鋼線の疲労強度

MEASUREMENT OF CORROSION ROUGHNESS OF GALVANIZED BRIDGE WIRES AND FATIGUE STRENGTH OF WIRES WITH ARTIFICIAL PITS
著者 (3件):
資料名:
巻: 66  号:ページ: 691-699 (J-STAGE)  発行年: 2010年 
JST資料番号: U0102A  ISSN: 1880-6023  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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腐食した橋梁用亜鉛めっき鋼線の腐食ピットの寸法と分布を計測した結果,腐食が進行するほど腐食ピットは深く,比較的浅いピットは広範囲に分布し,より深いピットは狭い範囲に集中していた.このデータに基づき3種類の人工ピット付きの亜鉛めっき鋼線の疲労試験を実施した.丸形ピット付きの疲労強度が最も高く,三角形ピットは応力集中が高くなり疲労強度は低かった.ノッチ入り三角形ピットの疲労強度が最も低く,その応力集中はノッチに依存するため亜鉛めっき鋼線の疲労強度はピット長さに関わらず一定であった.三角形ピット付き鋼線試験体の疲労強度は,腐食試験体強度と同一傾向を示し,人工ピット付き試験体の疲労試験が妥当であり,疲労強度低下の主要因は腐食による表面凹凸であると言える.(著者抄録)
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分類 (2件):
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金属材料  ,  橋梁工学一般 
引用文献 (15件):
  • 1) Stahl, F.L. and Gagnon, C.P.: Cable Corrosion, ASCE Press, 1996.
  • 2) Barton, S., Vermaas, G., Duby, P., West, A. and Betti, R.: Accelerated corrosion and embrittlement of high strength bridge wire, Journal of Materials in Civil Engineering, ASCE, Vol.12, No.1, pp.33-38, 1996.
  • 3) 鈴村恵太,中村俊一,樽井敏三:吊橋ケーブル鋼線の破断原因に関する一考察,土木学会論文集,No.738/I-64, pp.297-306, 2003.
  • 4) 鈴村恵太,中村俊一:腐食した橋梁用亜鉛めっき鋼線における水素脆化の影響に関する研究,土木学会論文集 A,No.65, No.3, pp.776-783, 2009.
  • 5) Nakamura, S. and Suzumura, K.: Hydrogen embrittlement and corrosion fatigue of bridge wires, Journal of Constructional Steel Research, Elsevier, Vol.65, Issue 2, pp.269-277, 2009.
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