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J-GLOBAL ID：201102212036834053   整理番号：11A1241448

水のにごり計測に関する検討

著者 (2件)： 鈴木翔 (福島工高専) ,  原田正光 (福島工高専)
資料名： Equal  (Equal)
巻： 24  ページ： 30-32  発行年： 2011年 
JST資料番号： L1713A  ISSN： 0915-7859  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 近年は小中学校の環境科学教育や地域の環境保全活動で水質試験を実施するが,其の際は操作が困難な理化学分析法でなく手軽な簡易分析法を採用する場合が多い。例えばパックテスト法は市販の分析キットを利用する理化学分析法であるが,子供や地域住民がCODやリンなど各種の分析項目や測定値の意義を理解するのは困難である。福島工業高等専門学校の建設環境工学科は上記の問題点を解決する為,透視度計測で水質汚濁を精度良く測定する簡易分析法を開発した。分光光度計で波長が660nmの吸光度を実測し,カオリン標準液による混濁度と吸光度の関係から検量線を作成した。いわき市内の河川や湖沼,台所の排水を想定した洗米水の透視度とCODを測定し,透視度と混濁度,混濁度とCODの関係を評価した。

シソーラス用語： 河川汚濁 ,  湖沼汚濁 ,  *水質試験 ,  懸濁粒子 ,  *混濁度 ,  透明度 ,  測定精度 ,  迅速分析 ,  環境教育 ,  環境保全 ,  カオリン ,  標準物質 ,  実用化試験 ,  COD【水質】 ,  *分光光度計 ,  検量線
準シソーラス用語： いわき市 ,  簡易分析

分類 (2件)： 水質調査測定一般  (SB02060X) ,  水中の汚染物質の物理分析  (CC03080N)

引用文献 (4件)：

• 1)岡内完治;簡易分析の現状と応用,化学物質と環境,No.26,pp.4-6,1997.
• 2)岡内完治;パックテストで環境しらべ,合同出版,2008.
• 3)山田一裕;水しらべの基礎知識,オーム社,pp.66-68,2009.
• 4)日本分析化学会北海道支部編;物理的性質の測定法,水の分析,pp.157-161,1987.

タイトルに関連する用語 (3件)： 水 ,  にごり ,  計測