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J-GLOBAL ID：201102212066736951   整理番号：11A0793881

流動加速腐食による配管減肉に関する研究(旋回流とオリフィス偏心の組み合わせ効果による非対称流の発生)

Investigation on Pipe-Wall Thinning by Flow Accelerated Corrosion (Occurrence of Asymmetrical Flow by Combined Effect of Swirling Flow and Orifice Bias)

著者 (4件)： 大久保雅一 (新潟大 大学院自然科学研究科) ,  山縣貴幸 (新潟大 可視化情報研究セ) ,  菅野翔 (新潟大 大学院自然科学研究科) ,  藤澤延行 (新潟大 可視化情報研究セ)
資料名： 日本機械学会論文集 B編(Web)  (Transactions of the Japan Society of Mechanical Engineers. Series B (Web))
巻： 77  号： 774  ページ： 386-394 (WEB ONLY)  発行年： 2011年 
JST資料番号： U0183A  ISSN： 1884-8346  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 原子力プラント等でしばしば問題となるオリフィス背後に発生する流動加速腐食による配管減肉を課題として取り上げた。ラボレベルの実験装置において,オリフィス背後の流れ場をPIV計測することで,旋回流とオリフィス偏心の組み合わせ効果による偏流の発生可能性を示唆した。このような偏流は,旋回流強度の影響を受け,強い旋回流を伴う場合に発生することを示した。(著者抄録)

シソーラス用語： *配管 ,  *エロージョン腐食 ,  旋回流 ,  オリフィス ,  偏心 ,  非対称性 ,  流れ場 ,  粒子画像流速測定 ,  *発電所 ,  *原子力発電所 ,  *減肉
準シソーラス用語： PIV【流速測定】 ,  *原子力プラント

分類 (2件)： 腐食基礎理論,腐食試験  (WB03020Q) ,  原子炉の構成要素と原子炉材料一般  (MD04010I)

引用文献 (12件)：

• (1) 日本機会学会, “発電用設備規格, 配管減肉管理に関する規格(2005)”, JSME S CA1-2005, (2005), pp. 13-47, 日本機会学会.
• (2) 日本機会学会, “配管減肉管理改善に向けた基盤技術研究分科会成果報告書”, P-SCCII-2 (2009), (2009), pp. 6-12; 113-117, 日本機会学会.
• (3) Sanchez-Caldera, L.E., “The Mechanism of Corrosion-erosion in Steam Extraction Lines of Powerr Stations”, Ph.D. Thesis, Department of Mechanichal Engineering, Massachusetts Institute of Technology, (1984).
• (4) Naitoh, M., Uchida, S., Koshizuka, S., Ninokata, H., Hiranuma, N., Dosaki, K., Nishida K., Akiyama, M. and Saitoh, H., “Evaluation Methods for Corrosion Damage of Components in Cooling Systems of Nuclear Power Plants by Coupling Analysis of Corrosion and Flow Dynamics, Major Targets and Development Strategies of the Evaluation Methods”, Journal of Nuclear Science and Technology, Vol.45 (2008), pp. 1116-1128.
• (5) 米田公俊, 森田良, “配管減肉現象に関わる流動特性の解明(その1)-単相流中のオリフィス下流域の乱流特性-”電力中央研究所報告, (2006), L05007.

タイトルに関連する用語 (9件)： 流動加速腐食 ,  配管 ,  減肉 ,  研究 ,  旋回流 ,  オリフィス ,  偏心 ,  組み合わせ ,  非対称