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J-GLOBAL ID:201102212148110562   整理番号:11A1191172

溶媒支援入口イオン化: 質量分析のための超高感度新規液体導入イオン化方法

Solvent Assisted Inlet Ionization: An Ultrasensitive New Liquid Introduction Ionization Method for Mass Spectrometry
著者 (3件):
資料名:
巻: 83  号: 11  ページ: 3981-3985  発行年: 2011年06月01日 
JST資料番号: A0395A  ISSN: 0003-2700  CODEN: ANCHAM  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 短報  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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レーザースプレイイオン化(LSI)と呼ばれる入口イオン化法を水溶液に適用した。本法によれば,電圧を掛けないで質量分析計の加熱輸送チューブの入り口オリフィスへ溶液を注入することによってエレクトロスプレイイオン化(ESI),LSIおよびマトリックス支援入口イオン化(MAII)に類似したペプチド,蛋白質および小分子の質量スペクトルが得られた。2-50μl/minの範囲で流速の影響を調べたところ,ナノエレクトロスプレイのような低速の調節は不要なことが分かった。本法では大気圧から真空へのイオン輸送に関連したイオンの損失がないため,ESIよりも優れた感度を得られた。アルギニン,シプロフロキサシン,アセトアミノフェンなど小分子の検出限界はpptレベルであった。インシュリンではピコモルの濃度を検出できた。アンギオテンシンIIについて,LSIおよびMAIIで観察された入口キャピラリー温度へのイオン量の依存性が溶媒支援入口イオン化(SAII)においても見られた。液体クロマトグラフィーなどの分離手段と組み合わせると本法の有用性は増大する。
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分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
質量分析  ,  薬物の分析  ,  蛋白質・ペプチド一般 

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