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J-GLOBAL ID：201102212249147106   整理番号：11A1937551

実装者に依存しないプログラム規模尺度の構築の試み

On Building Programmer-Independent Program Size Measure

著者 (3件)： 門田暁人 (奈良先端科学技術大学院大学情報科学研究科) ,  内田眞司 (奈良工業高等専門学校情報工学科) ,  松本健一 (奈良先端科学技術大学院大学情報科学研究科)
資料名： コンピュータソフトウェア  (Computer Software)
巻： 28  号： 4  ページ： 4.377-4.382 (J-STAGE)  発行年： 2011年 
JST資料番号： Y0628A  ISSN： 0289-6540  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 多数の企業で用いられているソフトウェア規模の尺度であるソースコード行数(SLOC;Source Lines of Code)は,同一機能を実装した場合であっても,実装者によって値が大きくばらつくという問題がある.本論文では,この問題の軽減を目的として,同一の機能仕様に基づいて実装された9個のプログラムを分析した結果に基づいて,トークン数,クローン量,関数の仮引数の総数を組み合わせることで,実装者に依存しにくい規模の尺度ALOC(Adjusted Length of Code)を導出した.この9個のプログラムには,SLOCに3.16倍の差があったが,ALOCの導出値の差は1.22倍となった.さらに,導出した尺度ALOCを別の仕様の6個のプログラムに適用した結果,SLOCの4.66倍の差に対して,ALOCは1.60倍の差となった.(著者抄録)

シソーラス用語： 文書 ,  規模 ,  比率 ,  *計算機コード ,  トークン ,  *プログラムメンテナンス
準シソーラス用語： プログラム ,  尺度 ,  *ソースコード ,  *プログラム開発

分類 (1件)： 計算機利用技術一般  (JE01000C)

タイトルに関連する用語 (5件)： 実装 ,  規模 ,  尺度 ,  構築 ,  試み