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J-GLOBAL ID:201102212354277775   整理番号:11A1568527

Tetタンパク質は5-メチルシトシンを5-ホルミルシトシンと5-カルボキシルシトシンに転換できる

Tet Proteins Can Convert 5-Methylcytosine to 5-Formylcytosine and 5-Carboxylcytosine
著者 (8件):
資料名:
巻: 333  号: 6047  ページ: 1300-1303  発行年: 2011年09月02日 
JST資料番号: E0078A  ISSN: 0036-8075  CODEN: SCIEA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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DNAのメチル化により生成する5-メチルシトシン(5mC)は遺伝子発現,ゲノム刷り込みおよび転位因子の抑制において重要な役割を演じている。DNAのメチル化は良く研究されているが,DNAの脱メチル化については良く分かっていない。本研究では,哺乳類におけるDNAの脱メチル化の機構について検討した。5mCはTatタンパク質により,報告されている5-ヒドロキシメチルシトシン(5hmC)だけでなく,5-ホルミルシトシン(5fC)および5-カルボキシシトシン(5caC)にも転換されることが分かった。マウスの胚性幹細胞や器官のゲノムDNA中には,5fCおよび5caCが存在することが明らかになった。ゲノムDNA中の5hmC,5fCおよび5caCの含量は,Tetタンパク質の過剰発現あるいは欠失によりそれぞれ増加あるいは減少した。以上より,哺乳類においてゲノムDNA中に新たに5fCおよび5caCが同定され,DNAの脱メチル化がTet触媒性の酸化と脱カルボキシル化により起こっている可能性が示唆された。
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分類 (2件):
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酵素の応用関連  ,  核酸一般 
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