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J-GLOBAL ID：201102212695788778   整理番号：11A0603417

結晶粒界拡散過程により作製したNd-Fe-B焼結磁石における保磁力分布

Coercivity distributions in Nd-Fe-B sintered magnets produced by the grain boundary diffusion process

著者 (4件)： NAKAMURA H (Shin-Etsu Chemical Co., Ltd, Fukui, JPN) ,  HIROTA K (Shin-Etsu Chemical Co., Ltd, Fukui, JPN) ,  OHASHI T (Shin-Etsu Chemical Co., Ltd, Fukui, JPN) ,  MINOWA T (Shin-Etsu Chemical Co., Ltd, Fukui, JPN)
資料名： Journal of Physics. D. Applied Physics  (Journal of Physics. D. Applied Physics)
巻： 44  号： 6  ページ： 064003,1-5  発行年： 2011年02月16日 
JST資料番号： B0092B  ISSN： 0022-3727  CODEN： JPAPBE  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： Nd-Fe-B焼結磁石の保磁力分布特性に対する結晶粒界拡散過程(GBD)の効果を調べた。特に,被覆量,拡散処理温度そして拡散処理時間を変化させた。被覆材料として平均粒子寸法が5.0μmより小さいふっ化テルビウム粉末を用いた。拡散処理温度は800から900°Cまで,そして処理時間も10から110時間まで変化させた。BHトレーサーを用いて磁石全体の磁気的性質を測定した。1mmの大きさをもつ微小立方体の試料に対してパルストレーサーを用いて部分的保磁力も測定した。表面保磁力は被覆量の増大とともに増大したが,拡散深さはほとんど同じだった。処理温度は保磁力分布に影響を与えなかった。内部保磁力をわずかに増強させるとき長時間の拡散処理が有効であるが,非常に長い処理は表面保磁力の有意な減少を引き起こした。

シソーラス用語： 結晶粒界 ,  *粒界拡散 ,  焼結 ,  ホウ化物 ,  鉄化合物 ,  *ネオジム化合物 ,  *保磁力 ,  *被覆 ,  フッ化物 ,  テルビウム化合物 ,  *分布 ,  *永久磁石 ,  磁気ヒステリシス
準シソーラス用語： 内部保磁力 ,  表面保磁力

分類 (1件)： その他の無機化合物の磁性  (BM06060P)

タイトルに関連する用語 (8件)： 結晶粒界 ,  拡散過程 ,  作製 ,  Nd ,  Fe ,  焼結磁石 ,  保磁力 ,  分布