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J-GLOBAL ID：201102213035440210   整理番号：11A1032883

持続性で継続性の疼痛のための強力な非オピオイド鎮痛薬コノリジンの合成

Synthesis of conolidine, a potent non-opioid analgesic for tonic and persistent pain

著者 (8件)： TARSELLI Michael A. (Scripps Res. Inst., Florida, USA) ,  RAEHAL Kirsten M. (Scripps Res. Inst., Florida, USA) ,  BRASHER Alex K. (Scripps Res. Inst., Florida, USA) ,  STREICHER John M. (Scripps Res. Inst., Florida, USA) ,  GROER Chad E. (Scripps Res. Inst., Florida, USA) ,  CAMERON Michael D. (Scripps Res. Inst., Florida, USA) ,  BOHN Laura M. (Scripps Res. Inst., Florida, USA) ,  MICALIZIO Glenn C. (Scripps Res. Inst., Florida, USA)
資料名： Nature Chemistry  (Nature Chemistry)
巻： 3  号： 6  ページ： 449-453  発行年： 2011年06月 
JST資料番号： W2267A  ISSN： 1755-4330  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： オピオイド鎮痛薬は広く使用されているが依存症などの問題がある。本研究では非オピオイド鎮痛薬,コノリジンの合成について検討した。コノリジンは漢方で使用される熱帯性の開花植物であるサンユウカ(Tabernaemontana divaricata)由来のまれなC5-ノルステンマデニンであるが,同化合物についての治療的に意義のある特性の報告は無い。本稿では,コノリジンの新規合成経路について述べる。本合成はこのクラスの化合物の不斉合成の初めてのものである。(±)-,(+)-,(-)-コノリジンは持続性疼痛のマウスモデルにおいて強力で効率的な鎮痛効果を示した。コノリジンの作用機序の解析の必要があるが,本研究の結果は非オピオイド鎮痛薬の治療薬としての可能性の検討に有用である。

シソーラス用語： キョウチクトウ科 ,  植物性生薬 ,  *鎮痛薬 ,  *不斉合成 ,  マウス ,  *疼痛
準シソーラス用語： Tabernaemontana divaricata ,  *非オピオイド鎮痛薬

分類 (2件)： 薬物の合成  (GV01030F) ,  解熱鎮痛薬の基礎研究  (GW03040H)

物質索引 (1件)： コノリジン

タイトルに関連する用語 (5件)： 持続性 ,  継続性 ,  疼痛 ,  非オピオイド鎮痛薬 ,  リジン