文献

J-GLOBAL ID：201102213199878763   整理番号：11A0131514

環境先進国ドイツ-何が日本と違うのか 第11回 COP10議長国という虚像 日本は生物多様性会議の議長国として相応しいか

著者 (1件)： 川崎陽子
資料名： 月刊産業と環境  (産業と環境)
巻： 39  号： 12  ページ： 75-76  発行年： 2010年12月01日 
JST資料番号： S0991A  ISSN： 0285-5380  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 日本を議長国とした生物多様性条約締約国会議(COP10)が2010年10月に名古屋で開催された。日本はCOP10のホスト国としての資質に疑問が呈せられてきたが,その背景を紹介して,ドイツの場合とのコントラストを浮き彫りにした。山口県熊毛郡上関町に建設が計画されている原子力発電所については,海岸や田浦,祝島などの周辺海域の環境破壊の危惧に基づいて建設に反対する運動がある。これに対する国や行政の対応は説得力・整合性を欠いている。また,名古屋市にある平針里山の保全をめぐる問題でも,里山支援を標榜する政府の言葉とは相反するような開発がすすめられている。このような状況は行政が一元化して環境保護等を行うドイツとは対照的である。

シソーラス用語： *日本 ,  *ドイツ連邦共和国 ,  生物多様性 ,  発電所 ,  山口県 ,  環境被害 ,  環境保全 ,  自然保護 ,  愛知県 ,  地域 ,  地域開発 ,  原子力発電所
準シソーラス用語： *COP10 ,  上関町 ,  環境破壊 ,  平針里山 ,  名古屋市 ,  里山保全 ,  里山

分類 (2件)： 環境問題  (SA01020V) ,  自然保護  (SB06000L)

タイトルに関連する用語 (8件)： 環境 ,  先進国 ,  ドイツ ,  日本 ,  COP10 ,  虚像 ,  生物多様性 ,  会議