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J-GLOBAL ID：201102213236312805   整理番号：11A0155640

炭化水素異性体流体の単一分子と集団動力学的性質を記述するための過剰エントロピースケーリング使用について

On the Use of Excess Entropy Scaling To Describe Single-Molecule and Collective Dynamic Properties of Hydrocarbon Isomer Fluids

著者 (3件)： CHOPRA Ravi (State Univ. New York, New York, USA) ,  TRUSKETT Thomas M. (Univ. Texas at Austin, Texas, USA) ,  ERRINGTON Jeffrey R. (State Univ. New York, New York, USA)
資料名： Journal of Physical Chemistry B  (Journal of Physical Chemistry B)
巻： 114  号： 49  ページ： 16487-16493  発行年： 2010年12月16日 
JST資料番号： W0921A  ISSN： 1520-6106  CODEN： JPCBFK  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 炭化水素異性体流体の拡散率,粘度及び熱伝導度のような速度論的性質,すなわち輸送特性を記述するため,分子シミュレーションを使用し過剰エントロピースケーリング関係の能力を調べた。炭化水素異性体はn-オクタン,2,2-ジメチルへキサン,2,5-ジメチルへキサン及び3-メチル-3-エチルペンタンである。四種の動力学的性質:コヒーレント中間散乱関数解析から生じる並進と回転拡散率,回転運動に対する特性緩和時間及び集団緩和時間を考察した。過剰エントロピースケーリング法内で,関心時の速度論的性質と過剰エントロピーの関係を確立した。中心理念は適切に縮減した輸送特性の温度と密度依存性が過剰エントロピーの単一値関数として表すことができることである。考察した動力学的性質の各々について,縮減データは熱力学過剰エントロピー関数として表現したとき,化学種特異な共通曲線上に押し込むことができた。各異性体は定量的に明確な過剰エントロピースケーリング関係を示すので,特別な型の異性体を有する流体に有用である反面,その異性体の流体間で一般的に伝達性でなく,直接対応する状態原理は動力学的性質を予測する有効な手段を提供しなかった。

シソーラス用語： *アルカン ,  構造異性体 ,  *輸送現象 ,  拡散係数 ,  熱伝導率 ,  *動特性 ,  *エントロピー ,  スケーリング【計数】 ,  散乱関数 ,  コヒーレンス ,  並進 ,  回転拡散 ,  緩和時間 ,  温度依存性 ,  密度依存性 ,  化学種 ,  計算機シミュレーション ,  モンテカルロ法 ,  計算化学
準シソーラス用語： コヒーレント ,  拡散率 ,  単一分子 ,  動力学的性質 ,  熱伝導度 ,  分子シミュレーション ,  並進運動 ,  輸送特性

分類 (2件)： 溶液論一般  (CB05010Z) ,  化合物の化学熱力学(純物質)  (CB02023O)

物質索引 (4件)： 2,2-ジメチルヘキサン ,  2,5-ジメチルヘキサン ,  3-メチル-3-エチルペンタン ,  n-オクタン

タイトルに関連する用語 (9件)： 炭化水素 ,  異性体 ,  流体 ,  単一分子 ,  集団 ,  動力学的性質 ,  記述 ,  エントロピー ,  スケーリング