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J-GLOBAL ID:201102213368700537   整理番号:11A0676190

太陽光パイロットプラントにおいて固定化TiO2を用いる都市下水処理施設廃水中に発生する汚染物質の光触媒分解

Photocatalytic degradation of emerging contaminants in municipal wastewater treatment plant effluents using immobilized TiO2 in a solar pilot plant
著者 (6件):
資料名:
巻: 103  号: 3-4  ページ: 294-301  発行年: 2011年04月05日 
JST資料番号: W0375A  ISSN: 0926-3373  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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本報は,ガラス球上に固定化したTiO2を用いる模擬及び実際の都市下水処理施設(MWTP)廃水中に低濃度で発生する汚染物質(ECs)15種の分解を報告する。チタンイソプロポキシド,市販のP25及びポリエチレングリコール(PEG)を含有するゾルを調製し,そしてこの光活性前駆体の層をガラス球上に浸漬塗装によって固定化した。N2吸着/脱着,XRD及びTGA-DTA分析によって,この原料及びキセロゲルを特性化した。キセロゲルは,標準物質に特徴的なTiO2アナターゼ,ルチル及びブルッカイト結晶相を示した。回折パターンは,PEGの添加からの結晶粒径の改変を示さなかった。二つの異なったTiO2アナターゼ結晶粒径を確認したが,これは合成経路において用いた異なったTiO2前駆体が原因であった。超高速液体クロマトグラフィー(UPLC-UV)によって,各々100μgL-1の初期濃度での発生汚染物質(アセトアミノフェン,アンチピリン,アトラジン,カルバマゼピン,ジクロフェナック,フルメキン,ヒドロキシビフェニル,イブプロフェン,イソプロツロン,ケトロラック,オフロキサシン,プロゲステロン,スルファメトキサゾール及びトリクロサン)の分解を測定し,そして溶存有機炭素(DOC)を測定することによって無機化を監視した。実験は,Plataforma Solar of Almeria社(スペイン)の化合物パラボラコレクタ(CPC)太陽光パイロットプラントにおいて行った。水に依存して,120分以内の照明時間で化合物の85%が分解した。この結果は,この技術の潜在的用途が,汚染水の処理用懸濁系に対する良好な代替であることを示す。Copyright 2011 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
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光化学一般  ,  分解反応  ,  下水,廃水の化学的処理 
物質索引 (15件):
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