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J-GLOBAL ID:201102213610610459   整理番号:11A0130242

広島牛増頭を目的とした黒毛和種子牛の哺育育成指導

Instruction in raising calves of Japanese Black Cattle aiming at increasing the number of Hiroshima Cattle
著者 (6件):
資料名:
号: 25  ページ: 25-29  発行年: 2010年11月 
JST資料番号: L0902A  ISSN: 0913-1418  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 短報  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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早期離乳技術のモデル牛舎を整備した黒毛和種繁殖農場で子牛の早期離乳方法,育成技術及び衛生対策の指導を行った。当該農場は子牛娩出後直ちに母子分離する超早期母子分離を行っており,子牛に対して母乳を全く給与せず初乳代用乳のみを給与していた。そこで超早期母子分離した子牛の移行抗体状況を調査するとともに,生後1週間母子同居した子牛の移行抗体の状況を調査し比較した。生後2~4日齢の子牛の血清中総タンパク(TP)及び免疫グロブリンG1(IgG1)濃度を測定した結果,母子同居した子牛のTP(6.0±0.6g/dl)及びIgG1濃度(27±4.1mg/ml)は,超早期母子分離子牛のTP(5.0±0.36g/dl)及びIgG1(15.0±3.3mg/ml)よりも高く,移行抗体の状況は良好と考えられた。そのため,分娩後数日間は母子を同居させる飼養管理に変更し,初乳代用乳は補完的に使うように指導した。その結果,受動免疫伝達不全(FPT)は改善し,疾病の発生率も低下した。超早期母子分離子牛の牛呼吸器病ウイルスに対する抗体調査の結果,全ての抗体が4か月齢時点で検出限界以下であったため,牛呼吸器病ワクチンを3ケ月に接種するように指導した。毎月1回,育成牛の体高・胸囲を測定し,発育が良好な育成牛は繁殖牛として保留した。今回得られた知見は,地域の畜産農家等を集めて発表した。今回の取組みにより,地域の衛生意識の向上と繁殖雌牛と肥育素牛の地域内安定供給に繋がったものと考えられた。(著者抄録)
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分類 (2件):
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牛  ,  家畜の飼養一般 
引用文献 (6件):
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