文献

J-GLOBAL ID：201102213738941024   整理番号：11A0728555

DNA折り紙かごにおける金ナノ粒子のカプセル化

Encapsulation of Gold Nanoparticles in a DNA Origami Cage

著者 (4件)： ZHAO Zhao (Arizona State Univ., AZ, USA) ,  JACOVETTY Erica L. (Scripps Res. Inst., CA, USA) ,  LIU Yan (Arizona State Univ., AZ, USA) ,  YAN Hao (Arizona State Univ., AZ, USA)
資料名： Angewandte Chemie. International Edition  (Angewandte Chemie. International Edition)
巻： 50  号： 9  ページ： 2041-2044  発行年： 2011年 
JST資料番号： H0127B  ISSN： 1433-7851  CODEN： ACIEAY  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ナノ粒子(NP)表面を機能化させる重要な課題は単一コピーの官能基とNP表面上での標識化,又は方向調節及び分子内距離によりNP表面上へ単一でユニークな分子を表示させることである。近年,多数の接着リガンドの化学量論的調節によりナノ粒子を得る方法が開発されている。然しながら,多機能分子をナノ粒子表面上へ空間的指示位置に配列する方法は完成されていない。空間的ナノ粒子の対称的表面を非対称表面へ変換することによる機能性の調節改善法を調べた。空間的接近可能な自己集合DNA折り紙ナノかごを用いて,金ナノ粒子をカプセル化しそれらの表面の対称性を遮断することが可能であった。DNA折り紙はゲノムDNAの高分子一本鎖を各種設定形へ折畳む方法として有用であった。

シソーラス用語： カプセル封じ ,  *DNA【核酸】 ,  三次元 ,  折畳み ,  幾何学 ,  超分子構造 ,  化学量論 ,  自己集合 ,  ゲノム ,  透過型電子顕微鏡 ,  *表面構造
準シソーラス用語： TEM【顕微鏡】 ,  かご構造 ,  リガンド ,  *金ナノ粒子 ,  折り紙 ,  分子接着剤

分類 (2件)： 遺伝学研究法  (EC01020N) ,  固体の表面構造一般  (BK15010E)

タイトルに関連する用語 (4件)： DNA折り紙 ,  かご ,  金ナノ粒子 ,  カプセル化