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J-GLOBAL ID:201102213793502374   整理番号:11A1042909

ラットにおける小型サイズ肝移植後の初期移植組織内サイトカインの変化

Changes of early intragraft cytokines following small-for-size liver transplantation in rats
著者 (1件):
資料名:
巻: 31  号:ページ: 101-104  発行年: 2010年 
JST資料番号: C2305A  ISSN: 0254-1785  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 中国 (CHN)  言語: 中国語 (ZH)
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【目的】初期移植組織内サイトカイン(TNF-α及びIL-6)の変化における寒冷虚血(CI)時間の影響及びラットにおける小型サイズ(基準容積の30%)肝移植(LT)後の再生との関連を調査する。【方法】30%基準容積肝移植をしたルイス系ラットモデルを確立した。ラットを3群に割りつけた。すなわちUW溶液に保存したドナー肝臓のCI時間により,1時間CI群,8時間CI群及び16時間CI群(各群n=20)とした。各群のLT後7日目の生存率を記録し,検体は再灌流後90分,1,2,4時間及び7日目に所定の間隔で採取した。移植後TNF-α及びIL-6発現パターンを測定し,CI時間の異なる30%肝移植片と比較した。肝細胞のDNA合成の進行は,BrdU取込みによって確認した。肝移植片の形態学的評価もなされた。【結果】LT手術成功率は,全ての群で100%であった。1時間CI群,8時間CI群における平均生存率はそれぞれ100%であった(>7日)。16時間CI群における平均生存率は低く,術後7日目に生存したレシピエント動物はいなかった。1時間CI群と比較して,8時間及び16時間保存された30%肝移植片でのIL-6発現は,移植後顕著に増加した(F=184.12,P<0.05)。8時間CI群及び16時間CI群における30%肝移植片でのTNF-α発現は,再灌流後顕著に増加した(F=58.81,P<0.05)。8時間CI群及び16時間CI群の間に,TNF-α及びIL-6発現に統計学的に有意な差はなかった。1時間CI群の陽染性核数は,移植後24時間で8時間CI群より1時間CI群で多かった(t=5.59,P<0.05)。移植後24時間の組織像は1時間CI群の移植片で軽度の損傷を示した。8時間CI群は,軽度の類洞拡大と炎症につながった。16時間保存された移植片は,限局性うっ血,肝細胞崩壊及び壊死を示した。・・・Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST
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