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J-GLOBAL ID:201102213865086664   整理番号:11A1314697

インドネシア,中央カリマンタン,熱帯泥炭湿原森林における種組成と系統発生学的多様性

Species composition and phylogenetic diversity in a tropical peat swamp forest, Central Kalimantan, Indonesia
著者 (5件):
資料名:
巻: 19  号:ページ: 93-105  発行年: 2011年03月15日 
JST資料番号: L1852A  ISSN: 0917-415X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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熱帯泥炭湿原森林における植生のカテナリー順序は泥炭深さ勾配に沿って低下した栄養分利用可能性に帰属される。本研究目的は熱帯泥炭湿原森林植生の系統発生学的構造を査定して,群集集団の明確化を図ることである。著者等は6つの区画をインドネシア,中央カリマンタン,Sabangau川の上流貯水池の泥炭深度勾配に沿って設置し,森林系統発生構造を調査した。著者等は系統発生学的多様性が泥炭深度の増加につれて低下する傾向を見出した。川近傍の森林域におけるより高い系統発生学的多様性は,比較的温和な泥炭地環境における競争排除に帰属され,一方川から遠方の低下した系統発生学的多様性はよりストレス環境におけるフィルター効果に帰属できた。しかしながら,環境条件が過酷でないSabangau森林の高い内部群集において予想外に低い系統発生学的多様性が存在した。この観察された低い系統発生学的多様性は泥炭発達の歴史と,その地点の後退に関連する可能性があり,降雨量減少と地下水面低下により雨を生じる泥炭が長期酸化を被ったためだった。著者等は環境的なフィルタリングのみならず,競争排除のような機構を通した非生物的なフィルタリングが熱帯泥炭湿原森林植生のカテナリー順序に寄与すると結論した。(翻訳著者抄録)
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分類 (1件):
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植物生態学 

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