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J-GLOBAL ID:201102213986585102   整理番号:11A1399260

異なる宿主におけるH1N1インフルエンザヘマグルチニンの受容体結合部位の変動パターン

Variation feature of receptor binding sites of H1N1 influenza hemagglutinin in different hosts
著者 (3件):
資料名:
巻: 32  号:ページ: 701-711  発行年: 2010年 
JST資料番号: C2546A  ISSN: 0253-9772  CODEN: ICHUDW  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 中国 (CHN)  言語: 中国語 (ZH)
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近年の世界的なH1N1ウイルスの発生は213の国と地域において16226人の死者の原因となった。ウイルスと宿主細胞表面の受容体との結合は感染の重要な初期事象であり,ウイルスの宿主細胞膜の融合をもたらす。血球凝集素(HA)は受容体結合と膜融合を仲介するウイルス蛋白質である。受容体結合部位(RBSs)はHA三量体の各々のサブユニットの膜先端部に位置し,3つの二次構造要素,190ヘリックス(残基190から198),130ループ(残基135から138),220ループ(残基221から228)により形成される。長さ327アミノ酸配列を持つHA1を,1918から2009間の1221H1N1ウイルスから収集し,配列比較をし,各々のアミノ酸残基のエントロピー計算及び三次元構造モデル化によりバイオインフォマティックス研究を行った。異なる宿主と異なるウイルスのRBSsは異なるエントロピーを持ち,異なる宿主とHA1におけるRBSsは異なる決まったアミノ酸配列をもつ結果が得られた。3Dモデル化より,H1N1中の異なるHA1間の190ヘリックス領域において微妙な立体配座変化が明らかになった。本研究は異なるHA1におけるRBS構造の新たな特徴を探求し,感染機構の更なる究明のための新しい情報を提供した。Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST
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分類 (2件):
分類
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ウイルスの生化学  ,  遺伝子の構造と化学 

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