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J-GLOBAL ID:201102214210866159   整理番号:11A0400347

下水スラッジの無害化に対するマイクロ波エネルギーの適用

APPLICATION OF MICROWAVE ENERGY TO THE HYGIENIZATION OF SEWAGE SLUDGE
著者 (2件):
資料名:
巻: 36  号:ページ: 77-86  発行年: 2010年 
JST資料番号: C0578B  ISSN: 0324-8828  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ポーランド (POL)  言語: 英語 (EN)
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マイクロ波エネルギーを利用した,下水スラッジに含まれる微生物の無害化の可能性について検討した。対象とした微生物は好冷細菌,中温細菌,高温細菌,大腸菌群,サルモネラ属,クロストリジウム属である。実験データの解析では,マイクロ波照射量とバクテリアの生存率の関係を求めた。生存率Rはマイクロ波照射前のバクテリアの数をN0,一定量のバクテリアを照射後のバクテリアの数をN1としたとき,N0とN1の比(N0/N1)の対数で定義した。すなわちR=1は照射前の1/10の数のバクテリアが生存していることを意味する。論文では最初に,大腸菌群,好冷細菌,クロストリジウム属について,マイクロ波照射量とバクテリア生存率の関連を示している。次にロジスティック関数を使用し,バクテリア生存率をパラメータとして,マイクロ波照射量と生存率を達成する確率を中温細菌,大腸菌群,サルモネラ属について求めた。さらに,前述した全てのバクテリアのマイクロ波による除去効率とオッズ比を求めるとともに,スラッジの水和率とマイクロ波照射量の関係を求めた。その結果,マイクロ波による下水スラッジの無害化は,サルモネラ族と中温細菌に対して有効であった。これに対して,高温細菌とクロストリジウム属はマイクロ波に対して抵抗力を示した。低温殺菌に必要な温度まで加熱する方法として,マイクロ波は非常に効率の高い装置である。
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分類 (2件):
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下水,廃水の物理的処理  ,  滅菌法 
タイトルに関連する用語 (3件):
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