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J-GLOBAL ID:201102214278178056   整理番号:11A0763150

静岡県榛南海域のカジメ藻場回復

Restoration of Ecklonia cava forest on Hainan coast, Shizuoka Prefecture
著者 (2件):
資料名:
号: 32  ページ: 119-124  発行年: 2010年12月 
JST資料番号: L4476A  ISSN: 1346-9894  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 解説  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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静岡県の榛南海域(駿河湾西海岸の相良~御前崎)のサガラメとカジメの最大の藻場は,1985年頃から衰退し2000年までにほぼ消失し,沿岸のアワビや他の海産魚介類の漁獲は激減した。藻場の消滅を防ぐため静岡県で実施された「沿岸漁場整備開発事業」について概説し,植食性魚類の食害を防ぐ新しい移植方式の研究について報告した。2005年に榛南海域の磯焼け水域の水深6mの海底にカジメ幼体を取り付けたブロック19個,水深10mの海底にサガラメ幼体を取り付けたブロック21個を沈設し,定置網と刺網により植食性魚類を駆除し,沿岸域の調査により藻場の回復状態を把握した。2006年には移植したカジメとサガラメの幼体の生長とカジメの新規加入が確認できた。2007年8月には196調査点のうち100点でカジメの成体と幼体の分布が確認され,39haのカジメ藻場が回復した。2008年2月には,196調査点のうち136点でカジメの成体と幼体の分布が確認され,半年でカジメ藻場は55haに回復した。サガラメの藻場回復は認められなかった。
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分類 (3件):
分類
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増養殖の技術  ,  水産生物学一般  ,  生態系 
引用文献 (3件):
タイトルに関連する用語 (4件):
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