抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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施工現場における災害発生を防止し,労働安全性を確保することを目的に,墜落事故発生の多い足場階段における昇降を対象として,昇降速度と階段の蹴上げ寸法差とを変化させた実験を行った。その結果を報告するとともに,「フラクタル」の概念を用いた施工現場における作業者の身体負担の評価手法の提案を行った。その結果,足場階段において墜落や転倒を回避するためには,昇降に際しては「駆足昇降」を慎むこと,昇り開始直後にはより慎重な行動が求められること,また,階段における大きい蹴上寸法差は避けることが必要であることが明らかとなった。併せて,提案した評価式の有用性が示唆された。