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J-GLOBAL ID:201102214327874080   整理番号:10A1608336

エレクトロスプレイイオン化のタンデム質量分析による病原体Rhodococcus equiのミコール酸特性化

Characterization of mycolic acids from the pathogen Rhodococcus equi by tandem mass spectrometry with electrospray ionization
著者 (4件):
資料名:
巻: 409  号:ページ: 112-122  発行年: 2011年02月01日 
JST資料番号: H0177B  ISSN: 0003-2697  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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ミコバクテリウムと関連分類群に特有な長鎖α-アルキル-β-ヒドロキシ脂肪酸,ミコール酸の構造特性化に向けた簡単なタンデム質量分析法を述べた。リニアーイオントラップまたはタンデム四重極質量分析計の衝突活性化解離に基づく,エレクトロスプレイイオン化により生じたミコール酸の[MーH]-イオンは解離を受けて,メロアルデヒド残基を消失して,α-アルキル鎖含有カルボキシレートアニオン生成をもたらした。これらフラグメントイオンの構造情報は,ミロミコレート鎖とα-分枝の長さを含む,ミコール酸の構造帰属を与えた。この研究は,病原体Rhodococcus equi103から分離したミコール酸が,0~2二重結合のC30からC50鎖を持つ一連のホモロガスイオンを含有していることを明らかにした。α-分枝は0~1二重結合のC10からC18の範囲にあり,16:0と14:0が最も顕著であった。一方,メロミコレート鎖は0~2重鎖のC14からC34の範囲にあった。主要分子種は,α-分枝またはメロミコレート鎖の長さが違う3種を越える異性体から成った。マイナーイオンの10種に至るアイソバリック異性体を同定した。また,混合物の特異構造を持つミコール酸プロファイリングのために,前駆イオンと中性損失スキャンのタンデム四重極質量分析を用いた。m/z225(16:0-カルボキシレートアニオン)とm/z227(14:0-カルボキシレートアニオン)の前駆体イオンスキャンから得たタンデムスペクトルは,Rhodococcus種を分類する簡単な特異的方法を与えた。一方,メロアルデヒド残基中性損失スキャンのタンデムスペクトルは,混合物の特異メロミコレート鎖を持つミコール酸分子を明らかにする簡単な方法を与えた。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
分類
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脂質一般  ,  微生物の生化学  ,  有機化合物の物理分析 

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