抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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富士通は,現実社会の様々な分野で発生する大量情報を収集し,ICTを活用した分析を行うことで,新たな価値やサービスの創出を実践している。その中で著者らは,GPSから取得できる位置情報に着目し,交通渋滞に代表されるような,位置にひも付く課題を幅広く解決するために,クラウド・コンピューティング環境上に位置情報ベースサービス基盤を構築した。現在,第一弾として,プローブ交通情報生成機能,POI検索機能,経路探索機能を構築し,それらを利用したサービスの提供を進めている。今後,順次後続の機能を提供していく予定であるが,その中には,位置情報ベースサービス基盤で管理する大量収集情報の活用機能も含まれる。利用形態としては,業務サービスを利用する形態,アプリケーション基盤活用サービスを利用する形態,位置情報ベースサービス基盤内に利用者のシステムを構築し,アプリケーション基盤を利用する形態がある。今後は,様々な分野の情報を一層幅広く収集することで,提供するコンテンツ,サービス,機能の拡充や,さらなる付加価値の創出をねらっている。(著者抄録)