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J-GLOBAL ID：201102214968120492   整理番号：11A0119611

原料原産地表示が荒茶流通構造に与える影響-地域ブランド緑茶の原料調達行動の変化と荒茶価格の変動-

著者 (1件)： 杉田直樹 (農政調査委)
資料名： 農業経営研究  (Japanese Journal of Farm Management)
巻： 48  号： 3  ページ： 54-59  発行年： 2010年12月25日 
JST資料番号： L4236A  ISSN： 0388-8541  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 原料原産地表示が荒茶流通構造に与える影響に関し,地域ブランド緑茶の原料調達行動の変化と荒茶価格の変動に注目して述べた。課題と背景の中で,原料原産地表示基準制定の背景,生産者の原料原産地表示への期待について要約した。産地での荒茶価格の変化に関して,八女茶における荒茶価格の変化,荒茶価格変動モデルについて述べた。結論として,原料原産地に基づく表示基準の制定により,必ずしも荒茶売上高や,原料荒茶の生産者の所得が増加するとは限らないこと,また,荒茶の価格については短期的には上昇しないことが明らかになった。

シソーラス用語： 農業経営 ,  *原料 ,  *茶 ,  ブランド ,  *緑茶 ,  変化 ,  変動 ,  表示 ,  食品流通 ,  流通 ,  構造 ,  *購買 ,  *価格
準シソーラス用語： 影響 ,  原産地 ,  原産地表示 ,  *原料調達行動 ,  荒茶 ,  *荒茶価格 ,  地域ブランド ,  調達 ,  流通構造

分類 (1件)： 農業経済,農業経営  (FB01020L)

引用文献 (3件)：

• 大越篤. 日本茶の生産と流通. 1974
• 栗原悠次. 緑茶におけるヘドニック価格関数の推定. 農業経営研究. 2004, 42, 3, 1-10
• 日本茶業中央会. 緑茶の表示基準. 2008

タイトルに関連する用語 (9件)： 原料 ,  原産地 ,  荒茶 ,  流通 ,  地域ブランド ,  緑茶 ,  原料調達 ,  行動の変化 ,  価格