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J-GLOBAL ID：201102214970707000   整理番号：11A1341520

ファンを駆動する磁気レオロジー流体の低温性能

Low Temperature Performance of a Magnetorheological Fluid Fan Drive

著者 (4件)： SMITH Anthony L. (GM R&D) ,  ULICNY John C. (GM R&D) ,  KENNEDY Larry C. (Behr America, Inc.) ,  DEUTER Thomas (Behr America, Inc.)
資料名： SAE Technical Paper Series (Society of Automotive Engineers)  (SAE Technical Paper Series (Society of Automotive Engineers))
ページ： 12P  発行年： 2010年 
JST資料番号： D0244B  ISSN： 0148-7191  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 磁気レオロジー流体(MRF)によるクラッチは多く設計され,試験されている。MRFの優れた制御性,静粛性,燃料経済性及び診断性能により,トラックエンジンの冷却用にMRF駆動ファンが検討されている。自動車装置は通常-40°Cの低温でも作動する事が要求される。MRFの低温での運転に関しては複数の問題がある。即ちドラックトルクは高くなり,MRFは劣化し,動的アンバランスを生じる。更に低温作動に設計された特徴は高温でも維持されねばならない。これらの懸念におけるMR流体成分及びロータ表面仕上げの影響を複数のMRFファン駆動及び流体組合せを試験する事により評価した。最適なロータ/流体組合せは高温での耐久性試験を受け,実証された。低粘度(SHF21)MR流体を用いたMRFファン駆動は,平滑及び溝付表面のロータのどちらの場合でも低温で満足に運転された。ファン駆動のダイナミックアンバランスは起動時にも何ら発生しなかった。平滑ロータはオフステートドラッグ性能を有しているが,高温性能試験は失敗したので,採用は取り止めた。MRFファン駆動開発は,その後も低粘度(SHF21)MR流体及び溝付ロータを用いて満足に続けられている。

シソーラス用語： *磁性流体 ,  レオロジー ,  *自動車 ,  *送風機 ,  低温 ,  回転子 ,  平滑度 ,  溝形 ,  クラッチ ,  駆動 ,  カルボニル基 ,  粘度

分類 (3件)： 内燃機関一般  (PB02010R) ,  送風機,圧縮機,風車  (QD03000U) ,  磁性流体  (BM06090W)

タイトルに関連する用語 (4件)： ファン ,  磁気レオロジー ,  流体 ,  低温