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J-GLOBAL ID:201102215024785838   整理番号:11A1840143

関節リウマチの患者の血清にはカルバミル化蛋白質を認識する自己抗体が存在し,関節障害を予測する

Autoantibodies recognizing carbamylated proteins are present in sera of patients with rheumatoid arthritis and predict joint damage
著者 (12件):
資料名:
巻: 108  号: 42  ページ: 17372-17377  発行年: 2011年10月18日 
JST資料番号: D0387A  ISSN: 0027-8424  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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関節リウマチ患者血清中には,シトルリン含有抗原とホモシトルリン含有抗原を区別しうる自己抗体システムが存在することを示した。カルバミル化(ホモシトルリン含有)抗原を認識するIgG抗体は,45%を超える患者血清中に見出される。同様に,抗カルバミル化蛋白質(抗CarP)IgA抗体も43%の患者に認められる。シトルリン化蛋白質抗原抗体(ACPA)および抗CarP抗体は,別個の自己抗体である。それは二重陽性患者において,カルバミル化抗原に対する抗CarP抗体の結合が,カルバミル化抗原により阻害されうること,しかし対照あるいはシトルリン化抗原では阻害されないことから言える。同様に,シトルリン化抗原へのACPA結合は,シトルリン化抗原でのみ阻害される。さらに標準的なACPAアッセイでの検討から,APCAネガティブな患者の16%が,IgG抗-CarP抗体をもち,30%がIgA抗-CarP抗体を持つことが分かった。本研究から,カルバミル化蛋白質を認識する独特な自己抗体システムの存在が明らかになった。
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分類 (3件):
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運動器系の臨床医学一般  ,  免疫性疾患・アレルギー性疾患一般  ,  免疫反応一般 
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