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J-GLOBAL ID：201102215068419693   整理番号：11A1851249

将来の深宇宙ミッションにおけるデータ通信のための信頼性の選択

Reliability Options for Data Communications in the Future Deep-Space Missions

著者 (4件)： DE COLA Tomaso (Inst. Communications and Navigation, Wessling, DEU) ,  PAOLINI Enrico (Univ. Bologna, Cesena, ITA) ,  LIVA Gianluigi (Inst. Communications and Navigation, Wessling, DEU) ,  CALZOLARI Gian Paolo (European Space Agency, Darmstadt, DEU)
資料名： Proceedings of the IEEE  (Proceedings of the IEEE)
巻： 99  号： 11  ページ： 2056-2074  発行年： 2011年11月 
JST資料番号： D0378A  ISSN： 0018-9219  CODEN： IEEPAD  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： CCSDS(宇宙データシステム諮問委員会)は,宇宙通信のプロトコル標準化を進めてきた。本論文では,CCSDSのプロトコルスタック内で現在利用可能な信頼性の選択肢に焦点を当て,将来の深宇宙ミッションに応用可能ないくつかの特徴について論じる。まず,物理層,データリンク層,ネットワーク層,トランスポート層,アプリケーション層にわたるCCSDSプロトコルスタックのアーキテクチャの全体像を示す。次いで,深宇宙のデータ通信では伝搬遅延や帯域幅などの様々な制約が問題になることを踏まえ,CCSDSプロトコルスタックの様々な信頼性メカニズムを詳しく述べる。各プロトコルで利用できる信頼性の選択肢について,通信路符号化やARQ(自動再送要求)などの面から詳しく論じる。データリンク層での様々な符号化や,ARQメカニズム,CCSDSが採用を進めているDTN(遅延・途絶耐性ネットワーク)アーキテクチャなどを紹介する。また,プロトコルスタックの様々な層における消失符号化(erasure coding)の応用などを述べ,深宇宙ミッションにおける信頼性戦略について論じる。

シソーラス用語： *宇宙通信 ,  *プロトコル ,  *信頼性 ,  データ通信 ,  宇宙空間 ,  ネットワークアーキテクチャ ,  通信系モデル ,  OSIプロトコル ,  伝搬特性 ,  通信障害 ,  通信路符号化 ,  通信制御 ,  計算機網 ,  符号化
準シソーラス用語： ARQ ,  アプリケーション層 ,  データリンク層 ,  トランスポート層 ,  ネットワーク層 ,  消失符号化 ,  深宇宙 ,  遅延耐性ネットワーク ,  途絶耐性ネットワーク ,  物理層

分類 (3件)： 宇宙通信  (ND08040S) ,  電話・データ通信・交換一般  (ND11010T) ,  信頼性  (KB04040H)

タイトルに関連する用語 (3件)： 深宇宙 ,  ミッション ,  データ通信