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J-GLOBAL ID:201102215126653480   整理番号:11A1944196

希少糖D-アロースはOryza sativa L.のヘキソキナーゼ依存性経路を通じてジベレリンの情報伝達を抑制する

Rare sugar d-allose suppresses gibberellin signaling through hexokinase-dependent pathway in Oryza sativa L.
著者 (19件):
資料名:
巻: 234  号:ページ: 1083-1095  発行年: 2011年12月 
JST資料番号: C0607A  ISSN: 0032-0935  CODEN: PLANAB  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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C3におけるD-グルコースのエピマである希少糖の一種D-アロースは,イネの生育に抑制効果を持つが,D-アロースによる生育抑制の分子メカニズムは未知であった。D-アロースによって起こる生育抑制はヘキソキナーゼ阻害剤であるD-マンノヘプツロースおよびN-アセチル-D-グルコサミンの処理によって妨げられた。さらに,グルコースセンサーAtHXK1の機能欠如突然変異体であるArabidopsisのglucose-insensitive2(gin2)突然変異体は,D-アロース非感受性表現形を示した。D-アロースは,第2葉鞘の伸長および胚を欠く雑種イネ種子中のα-アミラーゼ誘導のようなジベレリン依存性反応を強く阻害した。本質的なジベレリン応答表現形を示すslender rice1(slr1)突然変異体の生育もD-アロースによって阻害され,D-アロースによるslr1突然変異体の生育阻害もD-マンノヘプツロース処理によって妨げられた。ジベレリン応答性遺伝子の発現はD-アロース処理によって下方制御され,ジベレリン応答性遺伝子の下方制御もD-マンノヘプツロース処理によって妨げられた。これらの発見によって,D-アロースはヘキソキナーゼ依存性経路を通じてジベレリンの情報伝達を阻害することが明らかになる。Copyright 2011 Springer-Verlag Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
分類
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植物ホルモン  ,  生物学的機能  ,  稲作 

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