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J-GLOBAL ID：201102215278676753   整理番号：11A0886398

局所的にオーステンパされたダイタイル鋳鉄(LADI)

Locally Austempered Ductile Iron (LADI)

著者 (5件)： BIXLER Christopher A. (Applied Process Inc.) ,  HAYRYNEN Kathy L. (Applied Process Inc.) ,  KEOUGH John (Applied Process Inc.) ,  PFAFFMANN George (Ajax TOCCO Magnethermic) ,  GLEDHILL Scott (ThyssenKrupp Waupaca Inc.)
資料名： SAE International Journal of Materials and Manufacturing  (SAE International Journal of Materials and Manufacturing)
巻： 3  号： 1  ページ： 380-390  発行年： 2010年 
JST資料番号： W2275A  ISSN： 1946-3979  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 摩耗特性又は疲労強度を向上させる局所的にオーステンパを採用している部品は非常に多い。最近用いられている球状黒鉛鋳鉄での表面オーステンパは高価で,要求通りに十分管理されていない場合もある。本文で紹介した局所的なオーステンパ球状黒鉛鋳鉄(LADI)は部品の指定された場所にオースフェライト微細構造の硬化層を生成する方法で,Ajax Tocco Magnathermic社とApplied Process社の共同で開発された。ベース材料としてフェライト球状黒鉛鋳鉄が使用され,鋳造費を減少させた。フェライト球状黒鉛鋳鉄は快削鋼及び他の球状黒鉛鋳鉄より良く機械加工されるので,製品加工費が安くできる。LADIプロセスを行った時,熱処理後の機械加工は可能である。熱処理後に部品(例えばカム軸)の完全な機械加工ができるので,製造工程での工程は減少できる。LADI製のカム軸ロブのベンチ試験から,本プロセスは非常にロバストな耐摩耗表面を作成できるので,浸炭及び硬化鋼より優れている事が立証された。

シソーラス用語： *オーステンパ ,  *球状黒鉛鋳鉄 ,  *摩耗特性 ,  疲れ強さ ,  快削鋼 ,  カム ,  浸炭 ,  焼入鋼 ,  熱処理 ,  微細構造 ,  硬度 ,  X線回折

分類 (1件)： 鋳造に関する各種技術  (WC01040B)

タイトルに関連する用語 (2件)： オーステンパ ,  鋳鉄