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J-GLOBAL ID：201102215345098263   整理番号：11A0115776

シリコン・オン・インシュレータ微小共振器に基づく高効率光子対源

Efficient photon pair sources based on Silicon-on-Insulator microresonators

著者 (7件)： CHEN Jun (National Inst. Standards and Technol., MD, USA) ,  CHEN Jun (Univ. Maryland, MD, USA) ,  LEVINE Zachary H. (National Inst. Standards and Technol., MD, USA) ,  FAN Jingyun (National Inst. Standards and Technol., MD, USA) ,  FAN Jingyun (Univ. Maryland, MD, USA) ,  MIGDALL Alan (National Inst. Standards and Technol., MD, USA) ,  MIGDALL Alan (Univ. Maryland, MD, USA)
資料名： Proceedings of SPIE  (Proceedings of SPIE)
巻： 7815  ページ： 78150H.1-78150H.9  発行年： 2010年 
JST資料番号： D0943A  ISSN： 0277-786X  CODEN： PSISDG  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： シリコン・オン・インシュレータ(SOI)微小共振器(MC)の四光波混合(FWM)に基づく光子対発生を理論的に記述し,その高効率光子対源の設計指針を提示した。リング型または直線型MCに励起光を照射すると,そのFWMによる和周波数が励起光周波数の二倍になる信号およびアイドラ光子が発生する。この光子対は時間-エネルギー量子もつれ二光子状態を形成する。この過程を量子論的に定式化し,信号およびアイドラの単一光子スペクトルを計算した。効率のよいFWMには位相整合条件が重要であり,そのことに必要となるゼロ分散波長のリング径依存性を計算し,最適励起波長選択の必要性を明らかにした。また,共振器増強効果を高めるには,励起,信号およびアイドラ光子の周波数の全てが共鳴幅の範囲内において共振モードの周波数に一致することが望ましい。この不整合特性を計算した。その結果,リングMCは直線MCに比べると整合範囲がはるかに広く,優れた性質をもつことが分かった。

シソーラス用語： *情報処理 ,  *重合せ ,  *微小共振器 ,  SOI構造 ,  *四光波混合 ,  光学設計 ,  和周波数発生 ,  位相整合 ,  光源 ,  最適設計 ,  定式化 ,  リング共振器 ,  *量子もつれ
準シソーラス用語： *光子対 ,  *量子情報処理

分類 (3件)： 量子光学一般  (BD04010X) ,  光デバイス一般  (BD06010L) ,  非線形光学  (BD05000T)

タイトルに関連する用語 (4件)： シリコン・オン・インシュレータ ,  微小共振器 ,  高効率 ,  光子対