文献
J-GLOBAL ID:201102215455007832   整理番号:11A1793083

磁気分離のための疎水性磁鉄鉱による数種類の芳香族化合物の吸着挙動

Adsorption behavior of some aromatic compounds on hydrophobic magnetite for magnetic separation
著者 (2件):
資料名:
巻: 196  ページ: 327-334  発行年: 2011年11月30日 
JST資料番号: B0362A  ISSN: 0304-3894  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
この研究で,表面にアルキル鎖またはフェニル基を被覆した疎水性磁鉄鉱を調製し,吸着剤として使用して,疎水性磁鉄鉱上に各種のlogPow値(フェノール1.46,ベンゾニトリル1.56,ニトロベンゼン1.86,ベンゼン2.13,トルエン2.73,クロロベンゼン2.84及びo-ジクロロベンゼン3.38)を持つ芳香族化合物の吸着挙動を調査した。疎水性磁鉄鉱を,ステアリン酸及びフェニルトリメトキシシランで,変性量を,それぞれ9.84×10<sup>ー3</sup>及び4.17×10<sup>ー2</sup>mmolにして変性した。この研究で使用した芳香族化合物は,logPow:1<logPow<2,2<logPow<3及び3<logPowによって,3グループに分割した。初期濃度100ppmの磁鉄鉱上の上記の各基の吸着量は,それぞれ3.62×10<sup>ー3</sup>(ニトロベンゼン),1.92×10<sup>ー2</sup>(フェノール),1.13×10<sup>ー1</sup>(クロロベンゼン),2.42×10<sup>ー1</sup>(ベンゼン)及び3.10×10<sup>ー1</sup>(ジクロロベンゼン)であった。これは,吸着挙動が芳香族化合物の疎水性の強度によることを示す。2<logPow<3及び3<logPowの吸着機構は,疎水性の相互作用で,1<logPow<2はπ電子相互作用である。吸着した化合物及び変性した官能基の量の間の量的関係及び吸着等温線モデルとの一致によって,この吸着は,殆んどの場合は多層吸着を形成することを示した。Copyright 2011 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (4件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
下水,廃水の物理的処理  ,  その他の汚染原因物質  ,  吸着,イオン交換  ,  吸着剤 

前のページに戻る