抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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航空宇宙分野や微粉末製造に於いて広がりノズルから噴出する超音速噴流が用いられるが,この場合の境界層制御に関する研究がほとんど無いことを考慮して,特殊な工業用ノズルの広がり部に制御孔からの噴出しによる制御流を用いた超音速噴流の制御を研究した。実験のノズルは内径d=9.2mm,広がり角20度,広がり部の長さ,20mmである。よどみ圧力比を,1.0,3.0,6.0に変化させた。制御流は圧力比3.0で主流に垂直に噴出させた。全圧プローブで3次元移動装置で測った。数値計算をk-εモデルを用い,壁面近傍では対数法則として行った。測定した等全圧分布図を3次元的に図示した。吹き出しを行い制御すると特徴的なI型の分布が得られた。これには渦領域の影響が見られた。下流ではY字型の全圧分布となっていた。圧力比に対する等圧線分布の変化は,不安定,I型,Y型,8本型,円形となった。数値解の結果は実験を妥当に再現した。