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J-GLOBAL ID：201102215715222201   整理番号：11A0288789

G蛋白質βγゲーティングはKir3チャンネルに対する揮発性麻酔薬の阻害を与える

G Protein βγ Gating Confers Volatile Anesthetic Inhibition to Kir3 Channels

著者 (8件)： STYER Amanda M. (Geisinger Clinic, Pennsylvania) ,  MIRSHAHI Uyenlinh (Geisinger Clinic, Pennsylvania) ,  WANG Chuan (Geisinger Clinic, Pennsylvania) ,  GIRARD Laura (Geisinger Clinic, Pennsylvania) ,  JIN Taihao (Mount Sinai School of Medicine, New York) ,  LOGOTHETIS Diomedes E. (Mount Sinai School of Medicine, New York) ,  LOGOTHETIS Diomedes E. (Virginia Commonwealth Univ. School of Medicine, Virginia) ,  MIRSHAHI Tooraj (Geisinger Clinic, Pennsylvania)
資料名： Journal of Biological Chemistry  (Journal of Biological Chemistry)
巻： 285  号： 53  ページ： 41290-41299  発行年： 2010年12月31日 
JST資料番号： E0038A  ISSN： 0021-9258  CODEN： JBCHA3  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 神経伝達におけるKir3チャンネルの重要な役割をふまえて,吸入麻酔薬ハロタンによる逆阻害の機構について検討した。ハロタンはネイティブ及び発現したKir3チャンネルを阻害した。この阻害にはチャンネルの未傷のGβγ相互作用が必要であった。この相互作用の機能を損なったミュータントはハロタンの効果が減退した。ハロタンは用量作用的にKir3.2(F192M)及びKir3.2(L273I)を活性化することがわかった。ハロタンとGβγはKir3.2(F192M)の活性化において相乗作用を示した。これらの結果から,ハロタンによるKir3チャンネルの阻害に潜在する標的としてGβγが仲介する活性化を同定した。

シソーラス用語： *GTP結合タンパク質 ,  *細胞生理 ,  アフリカツメガエル ,  卵母細胞 ,  HEK293細胞 ,  *カリウムチャンネル ,  用量作用相関 ,  相乗作用 ,  *麻酔薬 ,  脂肪族塩素化合物 ,  脂肪族臭素化合物 ,  脂肪族フッ素化合物
準シソーラス用語： *G蛋白質βγサブユニット ,  *Kir3チャンネル ,  *イオンチャネルゲーティング ,  *揮発性吸入麻酔薬

分類 (2件)： 全身麻酔薬の基礎研究  (GW03020L) ,  細胞膜の輸送  (EF04020R)

物質索引 (1件)： ハロタン

タイトルに関連する用語 (5件)： G蛋白質 ,  ゲーティング ,  チャンネル ,  揮発性麻酔薬 ,  阻害