抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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Opuntia milpa alta(ウチワサボテン属)を原料として使用して,熱水抽出によって活性多糖類を抽出した。抽出したOpuntia milpa alta(ウチワサボテン属)多糖類を,DEAE-セファロースCL-6BとセファロースCL-6Bクロマトグラフィーによって精製,および分別し,フラクションWSP1とWSP3,およびWSP2WSP2aからのサブフラクションを得た。中心複合計画に基づく応答曲面法を使用して,Opuntia milpa alta(ウチワサボテン属)多糖類抽出に及ぼす,抽出温度および時間,液体/材料比率の効果を調査した。さらに,WSP1,WSP3,およびWSP2aを,単糖類成分と抗凝固活性のために分析した。結果は,1回3.63時間の抽出を2度,75°C,液体/材料比率3.42mL/gで,最適の粗Opuntia milpa alta(ウチワサボテン属)多糖類収率を得,最大0.655%(湿重量に基づいて,計算)に達したことを示した。WSP1,WSP3,およびWSP2aは,それぞれ,2.32×106,1.24×106,および7.92×106の重量平均分子量を示した。WSP1における優勢単糖はガラクトースであった。WSP2aは,6.3%のラムノース,32.3%のアラビノース,12.9%のキシロース,1.5%のマンノース,4.8%のグルコース,37.1%のガラクトース,0.7%のグルクロン酸,および4.4%のガラクツロン酸からなった。WSP3の単糖類成分は,主として,アラビノース,キシロース,ラムノース,およびグルコース,マンノース,およびウロン酸のトレースからなった。WSP2aとWSP3は,明白な抗凝血固活性を示した。Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST