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J-GLOBAL ID：201102215893507465   整理番号：11A1673788

「漂着ゴミ」由来の廃プラスチック混合油を使用したディーゼル機関の燃焼特性

著者 (5件)： 溝口弘泰 (水産総合研究セ 水産工学研) ,  長谷川勝男 (水産総合研究セ 水産工学研) ,  古川秀雄 (サンライフ) ,  宇野秀敏 (サンライフ) ,  大貫伸 (日本海難防止協)
資料名： 水産技術  (Journal of Fisheries Technology)
巻： 3  号： 1  ページ： 27-36  発行年： 2010年09月30日 
JST資料番号： L8256A  ISSN： 1883-2253  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 漂着ゴミから抽出したスチレン油がディーゼル機関の燃料として使用可能かどうか検討するため運転試験を行い,燃焼特性・排気特性・耐久性・循環特性を調べた。廃プラスチックは熱分解で油化し,軽油に20%まで混合した燃料を使った。1気筒のディーゼル機関を使って運転試験した結果,混合油はNOx濃度・スモークの増加が見られ,燃焼では着火遅れが見られた。長時間運転ではエンジンオイルの中和価・酸価の増加が見られる。フィルタの目詰まりは見られない。

シソーラス用語： ごみ ,  高分子廃棄物 ,  *混合燃料 ,  *ディーゼル機関 ,  運転試験 ,  熱分解 ,  *燃焼特性
準シソーラス用語： 廃プラスチック ,  漂着ごみ

分類 (1件)： 圧縮点火機関  (PB02030N)

引用文献 (9件)：

• 1) 梶光雄(2004)産業系廃プラスチック油化の現状と課題FSRJ News, 13, 8-12.
• 2) 末岡靖裕.松原亘・石原伸夫(1999)廃プラスチックのケミカルリサイクル技術.三菱重工技報036,146-149.
• 3) 北村幸夫・貝原裕二・米田健一(1998)廃プラスチック熱分解油化プロセスの開発,三菱重工技報,35,414ー417.
• 4) 桜田秀夫・木村和明・堀添裕俊(1997)廃プラスチック油化プロセスの開発三菱重工技報34,170-173.
• 5) lshihara, Y., K. Saido, and T. Kuroki. (2003) Economic Evaluation of Smal1 Liquefaction Plants for Waste Plastics.Journal of the Japan Petroleum lnstitute, 46, 77-83.

タイトルに関連する用語 (5件)： 漂着ゴミ ,  廃プラスチック ,  混合油 ,  ディーゼル ,  燃焼特性