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J-GLOBAL ID:201102216084682015   整理番号:11A1148362

化学組成に基づくプラスチックポリマーの環境および健康有害性ランクづけおよび評価

Environmental and health hazard ranking and assessment of plastic polymers based on chemical composition
著者 (3件):
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巻: 409  号: 18  ページ: 3309-3324  発行年: 2011年08月15日 
JST資料番号: C0501B  ISSN: 0048-9697  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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プラスチックは大きな物質グループを構成し,その世界的年間生産量は15年で倍増している(2008年で245百万トン)。プラスチックは社会や環境,特に海洋環境,の至る所に存在するが,そこでは大量のプラスチック廃棄物が蓄積している。多様なプラスチック製品と関連する化学物質由来の人および環境有害性とリスクについての知識は非常に限られている。プラスチックポリマーを製造する際に使用される大部分の化学物質は非再生可能原油に由来しており,いくつかは有害である。これらはプラスチック製品の生産,使用および廃棄の間に放出されている。本研究において,55種類の熱可塑性プラスチックポリマーおよび熱硬化性ポリマーで使用されている化学物質の環境および健康有害性を確認し,まとめた。有害性ランクづけモデルを開発した。UN世界調和システムに基づくEU分類および表示(CLP)規制における有害性クラスおよび分類に対して有害性ランクづけモデルを開発した。ポリマーをモノマー有害性分類に基づいてランクづけし,初期評価をした。最も有害とランクづけされたポリマーは,変異原性および/または発癌性(カテゴリー1Aあるいは1B)として分類されたモノマーから作られている。これらは,ポリウレタン,ポリアクリロニトリル,ポリ塩化ビニル,エポキシ樹脂,およびスチレン共重合体のポリマーファミリーに属している。全て大量の世界年間生産量(1-37百万トン)をもつ。相当数のポリマー(55中の31)は,ランクづけモデルの5有害性レベルの下から最悪および最悪から2番目,すなわちレベルIV-Vに属するモノマーから作られている。レベルIVモノマーから作られ,大量の世界的年間生産(1-5百万トン)のポリマーは,フェノールホルムアルデヒド樹脂,不飽和ポリエステル,ポリカーボネート,ポリメタクリル酸メチル,および尿素-ホルムアルデヒド樹脂である。本研究ではポリマー製造で使用される有害物質を同定したが,それに対するリスクをリスク低減法,置換,あるいはさらに段階的廃止に関する必要性についての決定のために評価されるべきである。Copyright 2011 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (4件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
化学的性質  ,  環境問題  ,  人間に対する影響  ,  高分子廃棄物処理 

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