文献

J-GLOBAL ID：201102216161887768   整理番号：11A0971851

クオラムクエンチング抗体のリガンド認識のための構造的基礎と分解能

Structural Basis for Ligand Recognition and Discrimination of a Quorum-quenching Antibody

著者 (8件)： KIRCHDOERFER Robert N. (Scripps Res. Inst., California) ,  GARNER Amanda L. (Scripps Res. Inst., California) ,  FLACK Caralyn E. (Univ. Iowa, Iowa) ,  MEE Jenny M. (Scripps Res. Inst., California) ,  HORSWILL Alexander R. (Univ. Iowa, Iowa) ,  JANDA Kim D. (Scripps Res. Inst., California) ,  KAUFMANN Gunnar F. (Scripps Res. Inst., California) ,  WILSON Ian A. (Scripps Res. Inst., California)
資料名： Journal of Biological Chemistry  (Journal of Biological Chemistry)
巻： 286  号： 19  ページ： 17351-17358  発行年： 2011年05月13日 
JST資料番号： E0038A  ISSN： 0021-9258  CODEN： JBCHA3  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 原核生物および真核単細胞生物は細胞-細胞コミュニケーションを用いて,環境変化に適応したり多細胞生物に競合したりするために,遺伝子発現を調整する。黄色ブドウ球菌の病原性因子発現はクオラムセンシングを用いて,細胞密度依存性に制御される。マウスモノクローナル抗体AP4-24H11は,黄色ブドウ球菌の遺伝子発現におけるクオラムセンシング仲介変化を弱めることが知られている。ここでは,リガンド認識の機序を調べるために,2.5Aの解像度で,AIP-4との複合体におけるマウス・モノクローナル抗体AP4-24H11Fabの結晶構造を検討した。試験結果から,これらの構造的知見は,黄色ブドウ球菌感染の予防または治療のためのAIP交差反応活性または受動的免疫療法に使用する,クオラムクエンチングワクチンの工学の可能性が示唆された。

シソーラス用語： *細胞情報伝達 ,  *抗体 ,  *細胞生理 ,  原核生物 ,  黄色ぶどう球菌 ,  モノクローナル抗体 ,  マウス ,  結晶構造 ,  製品開発 ,  ワクチン ,  免疫療法 ,  タンパク質
準シソーラス用語： AIP ,  *クオラムクエンチング ,  ワクチン開発 ,  *細胞間コミュニケーション

分類 (1件)： 分子構造  (EB03020Y)

タイトルに関連する用語 (5件)： クオラムクエンチング ,  抗体 ,  リガンド認識 ,  基礎 ,  分解能