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J-GLOBAL ID：201102216708207929   整理番号：11A0733365

切り枝の植物生育調節剤を利用した開花促進技術-サクラ‘啓翁桜’切り枝の早期促成12月出し栽培におけるシアナミド液剤とジベレリン水溶剤の利用技術-

著者 (5件)： 佐藤武義 (山形県農業総合研究セ 園試) ,  酒井友幸 (山形県農業総合研究セ 園試) ,  高橋佳孝 (山形県農業総合研究セ 園試) ,  佐藤裕則 (山形県農業総合研究セ 園試) ,  小野惠二 (山形県農業総合研究セ 園試)
資料名： 植調  (JAPR Journal)
巻： 44  号： 12  ページ： 542-547  発行年： 2011年03月 
JST資料番号： L2274A  ISSN： 0289-8233  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： サクラ品種「啓翁桜」(Prunus×keio-zakura Ohwi cv.Keio-zakura)の早期促成12月出し栽培のために有効な技術を調べた。本試験では,シアナミド液剤とジベレリン水溶剤の散布処理,温湯浸漬とシアナミド液剤もしくはジベレリン水溶剤の併用による休眠打破処理方法が,本品種の開花に及ぼす影響を調べた。その結果,8°C以下の低温遭遇量を591時間としてこれらの処理をおこなうことによって,到花日数は4~7日早まり,開花率も大幅に高まった。また,小花の花径は温湯+ジベレリン25ppm処理が最も大きくなった。また,8°C以下の低温遭遇量を500時間および600時間とすることにより,温湯+GA処理において開花率が高まり,小花の品質も良好となった。

シソーラス用語： *サクラ ,  栽培品種 ,  切花 ,  花卉 ,  促成栽培 ,  シアナミド ,  *ジベレリン ,  植物成長促進剤 ,  農薬散布 ,  温水 ,  浸漬 ,  低温 ,  時間依存性 ,  *開花 ,  花 ,  直径
準シソーラス用語： 啓翁桜 ,  Prunus×keio-zakura Ohwi ,  温湯 ,  温湯浸漬 ,  休眠打破

分類 (3件)： 花き・花木  (FC03044O) ,  植物成長調整剤  (FB06060M) ,  植物ホルモン  (EH02070M)

タイトルに関連する用語 (10件)： 枝 ,  植物生育 ,  開花促進 ,  サクラ ,  桜 ,  早期 ,  栽培 ,  シアナミド ,  液剤 ,  ジベレリン