抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
新潟県では調査地点の地理的位置特定及び管理のために,地下水水質測定業務を中心にGPS機器が利用されてきた。しかし,GPS技術の進歩により現有機器の機能が陳腐化している可能性があった。一方,GPS技術を使用しているPND(ポータブルナビゲーション機器)の低価格化が急速に進み,入手が容易になってきている。そこで,緯度・経度計測のための現有GPS機器の精度とGPS代替機器としてPND利用可能性を検討した。その結果,PNDは測位精度や機器が安定するまでの時間の点で現有GPSに勝るとも劣らなかった。ただし,GPSが世界測地系を使用しているのに対し,PNDは日本測地系が使用されている点に注意が必要であった。また,測定精度に関して,1秒が約30mの距離であり,秒までの表示では不十分であり,少なくとも秒以下小数点第一位まで計測が可能な機器が必要であることが分かった。