文献

J-GLOBAL ID：201102216859978064   整理番号：11A0109296

skNAC,Smyd1相互作用転写因子は心臓発生と骨格筋成長と再分化に関与する

skNAC, a Smyd1-interacting transcription factor, is involved in cardiac development and skeletal muscle growth and regeneration

著者 (7件)： PARK Chong Yon (Univ. California, CA) ,  PIERCE Stephanie A. (Univ. Texas Southwestern Medical Center, TX) ,  VON DREHLE Morgan (Univ. California, CA) ,  IVEY Kathryn N. (Univ. California, CA) ,  MORGAN Jayson A. (Stanford Univ., CA) ,  BLAU Helen M. (Stanford Univ., CA) ,  SRIVASTAVA Deepak (Univ. California, CA)
資料名： Proceedings of the National Academy of Sciences of the United States of America  (Proceedings of the National Academy of Sciences of the United States of America)
巻： 107  号： 48  ページ： 20750-20755  発行年： 2010年11月30日 
JST資料番号： D0387A  ISSN： 0027-8424  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 心発生には筋限定ヒストンメチルトランスフェラーゼSmyd1が必須で,心制御蛋白質ネットワークと機能することを報告してきた。本研究において,胚性心cDNAライブラリーの酵母ツーハイブリッドスクリーニングにより,発生時心臓でのSmyd1の主な相互作用パートナーをDNA結合蛋白質新生ポリペプチド結合複合体の筋限定イソ型(skNAC)であると同定した。skNACヌルマウス胚は心筋増殖の欠損に起因する心室形成不全により胎性期12.5までに胚性部分致死を示した。またmRNAマイクロアレイ解析でskNAC変異マウスで発現が変化する23遺伝子を見出した。生存可能であったskNACヌルマウスは出生後の体格は小さいが身体的に活性で生殖能,心機能とも正常であった。skNAC欠失が出生後の骨格筋増殖と筋繊維特定化の減少に関与し,筋再生能の損傷をもたらすことを明らかにした。

シソーラス用語： *タンパク質 ,  転写因子 ,  *形態形成 ,  骨格筋 ,  タンパク質メチルトランスフェラーゼ ,  DNA結合タンパク質 ,  分子間相互作用 ,  欠失突然変異
準シソーラス用語： skNAC蛋白質 ,  Smyd1 ,  *心臓発生 ,  ヒストンメチルトランスフェラーゼ ,  蛋白質相互作用 ,  RNAマイクロアレイ ,  胚性致死

分類 (2件)： 細胞構成体の機能  (EF03060C) ,  心臓  (EJ04020D)

タイトルに関連する用語 (6件)： 相互作用 ,  転写因子 ,  心臓発生 ,  骨格筋 ,  成長 ,  再分化