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J-GLOBAL ID:201102217054310209   整理番号:11A0170389

フェライト系Fe-CrおよびFe-Cr-X合金の選択酸化挙動に及ぼす合金組成と暴露条件の効果

Effect of Alloy Composition and Exposure Conditions on the Selective Oxidation Behavior of Ferritic Fe-Cr and Fe-Cr-X Alloys
著者 (15件):
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巻: 74  号: 5-6  ページ: 319-340  発行年: 2010年12月 
JST資料番号: E0165C  ISSN: 0030-770X  CODEN: OXMEAF  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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フェライトマルテンサイト系Cr含有耐熱鋼は幅広いエネルギー分野で利用されているが,その使用条件はさらに過酷になることが予想されている。このため,より高性能な材料の開発が必要となるが,その設計指針の設定に対して酸化挙動を理解することが有効である。本研究においては,種々のCr含有耐熱鋼について異なる条件の下で酸化試験を実施し,それらの酸化挙動を調べた。実験に供した材料は11種類のFe-Cr(Cr量:9~22wt%),Fe-8Cr-xSi(x=0.1,0.2,0.3)および3種類のボイラー鋼であった。酸化条件は,加熱温度:550,600および650°C,雰囲気:実験室大気,乾燥空気,Ar-30%CO2,Ar-50%CO2,Ar-30%H2O,Ar-50%H2Oおよび70%CO2-30%H2Oとし,保持時間の関数として酸化重量測定,光学および走査型電子顕微鏡によるミクロ組織観察,エネルギー分散X線分光による組成分析,X線回折による結晶構造解析等の評価を行なった。これらの実験から,通常の大気雰囲気では,保護皮膜形成のための臨界Cr量は約10%であるが,CO2あるいはH2Oの雰囲気では,様相が異なり,より多くのCrが必要となることを示唆した。また,少量のSiの添加はFe-Cr合金の耐酸化性を顕著に向上させることも明らかとなった。
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分類 (1件):
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腐食 

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