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J-GLOBAL ID:201102217065759046   整理番号:11A1271355

HZSM-5ゼオライトによるエチレン芳香族化の反応機構: C4からC6中間体へ

Reaction Mechanism of Ethylene Aromatization over HZSM-5 Zeolite: From C4 to C6 Intermediates
著者 (4件):
資料名:
巻: 31  号:ページ: 645-650  発行年: 2010年 
JST資料番号: B0927B  ISSN: 0253-9837  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 中国 (CHN)  言語: 中国語 (ZH)
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78Tクラスタモデルに基づくONIOM2(B3LYP/6-31G(d,p):UFF)法を用いて,HZSM-5ゼオライトによるエチレン芳香族化に於けるC4からC6中間体への反応機構を研究した。酸性ゼオライトの触媒機構及びゼオライトの細孔サイズが生成物の形状選択性に及ぼす影響を考察した。その結果,エチレン二量化の中間生成物であるn-ブトキシドがエチレンと反応してn-へキサンアルコキシドを生成するが,ZSM-5ゼオライトの細孔サイズの制約のために,更なる環化は困難であることが判明した。けれども,段階的経路に沿って,n-ブトキシドは脱プロトン化によってn-ブテンに変換し,次いでエチオレンと反応して3-メチルペンタンアルコキシド中間体を生成し,それは更に環化及び脱プロトン化によってメチルシクロペンタンを生成した。メチルシクロペンタンはゼオライトの酸性プロトンの助けによって水素分子を放出して,不安定なメチルシクロペンタンカルボニウムを生成し,それは更に再構成によってシクロヘキサンカルボニウムを生成した。計算した活性化エネルギーはn-ブトキシドの脱プロトン化に対して158.42kJ/mol,1-ブテンとエチレンのオリゴマ化に対して130.71kJ/mol,3-メチルペンタンアルコキシドの環化に対して122.06kJ/molであった。ゼオライト細孔の閉じ込め(confinement)の結果として,五員環メチルシクロペンタンが重要中間体として生成した。Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST
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