mRNAの長距離輸送により調節された発育のモデル系

David J.Hannapel

文献

J-GLOBAL ID：201102217218728455 整理番号：11A0900662

mRNAの長距離輸送により調節された発育のモデル系

A Model System of Development Regulated by the Long-distance Transport of mRNA

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資料名：
巻： 52 号： 1 ページ： 40-52 発行年： 2010年
JST資料番号： C2552A ISSN： 1672-9072 資料種別：逐次刊行物 (A)
記事区分：原著論文発行国：オーストラリア (AUS) 言語：英語 (EN)

BEL1様転写因子は植物において遍在性であり,KNOTTED1型と相互作用して,多数の発育過程を調節する。ジャガイモではいくつかのBEL1様転写因子のRNAが師部細胞において同定されている。これらのひとつのStBEL5とそのKnox蛋白質パートナーは成長を調節するターゲット遺伝子により塊茎形成を調節する。RNA検出法と接木実験により,StBEL5転写物が接木合体を横切って移動し,塊茎誘導側である茎先端に局在することを示した。このRNAの移動はソース葉脈と葉柄において始まり,短日光照射時間により誘導され,非翻訳領域により調節され,増強した塊茎産生と相関した。他のBEL1様mRNAに対するStBEL5非翻訳領域の付加は茎先端への選択的輸送をもたらし,塊茎産生を増加させた。StBEL5の非翻訳領域とβ-グルクロニダーゼマーカーの融合により,3′非翻訳配列を含むこれらマーカーよりタバコプロトプラストの翻訳が抑制された。StBEL5 mRNAの非翻訳領域は長距離輸送と転写調節の媒介に関与した。3′非翻訳配列はRNA結合蛋白質の結合モチーフとして役立つ保存モチーフを含まなかった。師部管系におけるそれらの存在のために,ジャガイモからのBEL1様RNAファミリーであるそれらのユニークな非翻訳領域配列とそれらの多様なRNA蓄積パターンは,完全長cDNAの長距離輸送と発育におけるそれらの役割の研究のための価値あるモデルを表した。Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST

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いも類 , 植物生理学一般 , 遺伝子発現

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