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J-GLOBAL ID：201102217318574382   整理番号：11A0179462

パーティクルフィルタと改良投影距離法を用いた手形状認識

Hand Shape Recognition Using Particle Filter and Modified Projection Distance Method

著者 (2件)： 森山恵梨 (法政大 大学院情報科学研究科) ,  若原徹 (法政大 大学院情報科学研究科)
資料名： 電子情報通信学会技術研究報告  (IEICE Technical Report (Institute of Electronics, Information and Communication Engineers))
巻： 110  号： 330(PRMU2010 126-148)  ページ： 19-24  発行年： 2010年12月02日 
JST資料番号： S0532B  ISSN： 0913-5685  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 本報告ではPCや大画面ディスプレイなどをユーザが直感的に操作できるようにするための手形状認識手法を提案する。まず,ユーザの手の形状をPCに接続した1台のWebカメラで撮影する。次いで,手の位置を特定するために肌色領域を抽出するパーティクルフィルタを用いる。最後に,手形状の認識には改良投影距離法を用いる。実験では4種類の手形状(指5本,指1本,指2本,指0本)とそれ以外の5カテゴリを対象に,10名について各手形状800サンプルを収集し,10-fold cross validationにより提案手法の分類能力を評価した。指5本が99.0%,指1本が96.98%,指2本が96.85%,指0本が98.16%,全体の平均認識率で97.75%を達成し,提案手法の有効性を示した。(著者抄録)

シソーラス用語： *手【生体】 ,  Bayes推定 ,  識別関数 ,  *物体認識 ,  投影法【図法】 ,  セグメンテーション ,  パターン分類 ,  ユーザインタフェイス ,  最尤法 ,  関数近似 ,  体色
準シソーラス用語： パーティクルフィルタ ,  領域抽出

分類 (1件)： パターン認識  (JE07000S)

引用文献 (12件)：

• 橋本謙太郎. 赤外線画像のステレオ処理に基づく手の形状推定. 日本ロボット学会学術講演会予稿集, Sept. 2001. 2001, 1283-1284
• 浜田康志. 遷移ネットワークに基づく多視点画像時系列からの手指形状推定. 信学論 (D-II). 2002, J85-D-II, 8, 1291-1299
• 渡辺賢. カラーグローブを用いた指文字の認識. 信学論 (D-II). 1997, J80-D-II, 10, 2713-2722
• 三留綾. マスキングと規格化処理を用いた手領域画像の特徴解析及び手指形状認識. 信学論 (D). 2006, J89-D, 6, 1369-1378
• 入江耕太. ジェスチャ認識を用いたインテリジェントルームの構築-手のジェスチャによる家電製品の操作-. 第21回日本ロボット学会学術講演会, 2003-09. 2003

タイトルに関連する用語 (4件)： パーティクルフィルタ ,  投影 ,  手 ,  形状認識