抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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乗場敷居に異物が入り込んだ際に,エレベータの停止や駅係員の対応なしに,その異物を除去できる敷居清掃ブラシを開発した。1)エレベータ乗場ドアを敷居に沿って案内するガイドシューに取り付けることで,エレベータが稼動中に敷居を清掃できる清掃ブラシのプロトタイプを開発した。工場内試験機で清掃効果の検証を行ったのち,平成19年10月から北長瀬駅等でフィールド試験を行った。2)ブラシの製品誤差が大きかったため,ブラシの取り付け方法をカシメから樹脂成形品に変更する等の改良を行った。3)平成20年9月より天神川駅,摂津富田駅等で,改良型ブラシの試行及び効果検証を行った。その結果,異物侵入に起因する「ドア開閉異常」の発生を低減することができ,試行期間が2年以上経過した現在においても,敷居溝の清掃効果が引き続き良好であることを確認できた。4)開発に併せて特許出願を行い,平成22年2月には特許出願公開となっている。