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J-GLOBAL ID:201102217440345181   整理番号:11A1792410

水中油エマルジョンの酸化安定性を増強するためのPickeringエマルジョン(食品グレード粒子)の潜在能力検討

Investigation into the potential ability of Pickering emulsions (food-grade particles) to enhance the oxidative stability of oil-in-water emulsions
著者 (5件):
資料名:
巻: 366  号:ページ: 209-215  発行年: 2012年01月15日 
JST資料番号: C0279A  ISSN: 0021-9797  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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本検討では,酸化安定性を増強するために,食品グレード粒子(液滴界面で)の潜在的能力について検討した。食品グレード粒子(ミクロ結晶セルロース(MCC)および修飾でん粉(MS))のみで安定化したヒマワリ水中油エマルジョン(20%)を異なる成形条件で生成し,その物理化学的性質についてオーバータイムで検討した。液滴サイズ,表面電荷,クリーミング指標および酸化安定性に関してのデータが得られた。食品グレード粒子の濃度が0.1%から2.5%に増すのに伴い,油滴周辺でより厚い界面層が形成されることにより,液滴サイズは減少し,エマルジョンの物理的安定性は増大し,脂質酸化速度は低下することが分った。さらに,MCC粒子はMS粒子よりも効率的に脂質酸化速度を低下できることが分った。このことは,それらの負の電荷を介して,フリーラジカルを除去し,粒子サイズの違いにより油滴周辺により厚い界面層を形成する能力に起因するものであった。本検討は,食品グレード粒子(Pickeringエマルジョン)によって油滴周辺で厚い界面が形成されることに基づき,エマルジョン界面ミクロ構造の取り扱いが脂質酸化を遅くするうえで効果的なアプローチであることを示している。Copyright 2011 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
コロイド化学一般  ,  液-液界面 

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